PIECE OF MY WISH

突然辞任の政府の方々・・・

新しい総理が決まったようですが、衆議院の解散総選挙の話で

また選挙ですかあ。

事故米とやら、メラミン牛乳から

リーマンショックに年金改ざんから。。。ありとあらゆる

難題の山なのに運営できているような

日本って、やはり官僚がいるからでしょうか。

さて先日から○ＨＫで「知るを楽しむ」

のシリーズの中で

不耕起栽培の推奨者の岩澤信夫さんが

出演されていました。

不耕起栽培ってどんなだろうと調度思っていたところでした。

無農薬

無施肥

不耕起

が原則で作るお米。

ある日、雑草は耕さないのに元気に伸びるのは？

と思ったところに

福岡正信さんの「藁一本の革命」を読んでこれだと思い

試行錯誤してやってきたことなのだそうです。

耕さないからトラクターが要らない

ガソリン節約

時間も増える

冬の水田に水を張るので

前年の稲の切り株が腐り堆肥化

微生物は増え

メダカが

蛙が

タニシが

トンボが

どんどん増える。

白鳥のやってくる田もある

佐渡ではトキを放鳥しても田の生き物を食べても

大丈夫な環境つくりを・・・

滋賀では琵琶湖の水質向上へと

いろんなところで取り組み始めている。

しかも、美味しくて健康にも良いお米。

見ていてわくわくしました。

実際不耕起栽培の稲の根は真っ白で

沢山張っていますが

従来の稲は根が少なくて茶色です。

やわらかいドロの中で努力することなく大きくなった

稲は台風が来ればすぐ倒れるし

鉄分を吸収してしまうらしく、根が茶色になるとの事。

従来の農とは耕すことという認識を

覆すには時間が掛かるとの事。

実際聞いても取り組むには家族から猛反対があるとか。

そこで小さな田んぼで実験した方がいて

出来が良いので今では全部不耕起栽培のお米だそうです。

さて、この農法、畑ではどうなんでしょうね。

本を読んでみたいと思います。

薔薇もスパルタでダメかしらね～☆

 （我が家はほとんどそれに近いけど）

さて、もう一つ

日本と同じ山国で食料自給率６０％の国のお話。

スイスです。

１９９６年から

従来政府が行ってきた補助金方式による農業の保護から

環境の概念等を取入れた生産者への

直接支払いへの移行のため、食料供給の保証、

有機農業の基盤の確立、牧場とアルプスの自然風景の保存、

過疎化の防止及び人口の分散

、という農業の４つの目的を明示し、

環境を考慮した農作物生産を行うことが

証明される農家に対する直接支払いを認可することとした。

また、農作物には生産地・品質・生産方法・加工方法

の明記が義務づけられることとなった。

しかも、土地の斜度でもいろいろと補助金があるらしいのです。

 こんな立派な農業政策をすぐ真似てはどうかしらね。

それにアメリカの都会で育った青年が農業に興味を持ち

お金が無いので１ヘクタールを年５０００円で借りて

近辺の住人に出資金を出してもらって

就農してできた野菜を出資してもらった

人に買ってもらうという番組もみました。

さあ、今後の食糧需給率はどうなるでしょうか。

気になったＴＶの話ばかりです。

お疲れ様でした。