ラグちゃんは時々、大運動会を一人で始めます。
スイッチが入ると止められません。
気が済むまでジャンプして高い所に登ったり
そのまま忍者のように他に飛び移り
時々、勢い余って頭をぶつけたりするドジさ。
突然コケても何事も無かったように立ち上がる人間みたいに
照れ隠し。
そこで、私の腕が格闘技の対象になります。
抑え込み~!
こんな時は手を袖でカバーしないと大変な事に。
ガジガジ噛んでくるんだけど
バロンもなぜか、素手に挑みたい様子で
私との攻防戦。
「バロンね~、私には被毛が無いわけよ。
友達とか思って遊びの対象にされても困るんだよね。
痛いのよ~」
そういっても足で蹴り蹴りして、手で腕を抑え込み
こんな調子ですが
私が反撃すると逃げて行って
戻ってくるとスイッチが切れていて
ゴロン~!
こんなにお腹をさらけ出して無防備
ぼ~~っとしてるか
おもむろに、こんな場所に業と座ります。
「見えませ~ん。」
って人間が言うのを待ってます。
「どかないよ!」