義援金について・・・
さて、この震災に際して多額の義援金の使われ方について疑問が出始めています。朝日新聞に片山善博総務相が「政府で何らかの目安をつくり、早めに配れるような基準を示したい」と発言したという。それに対して宇多田さんが不安に思ったのか公式Twitterアカウントで「赤十字社に集まった義援金の分配に政府が介入きたこれ!...私の寄付金、被災者の皆さんの今後の生活と被災地のためにちゃんと使ってもらえるのかな...」とコメント。懸命に募金している民の不安・・今の政府を信頼していないことによるものと政治介入により、勝手に分配されるという心配と被災地への救援物資が届いていないとかの国民の不安。その翌日、四月四日付けでこんなお知らせが赤十字社からでました。義援金の配分について11/04/04 皆さまからお預かりした義援金は、寄付者の意向を反映し被災者に公平に配分される必要があります。 これを実現するために被災県に設置されるのが義援金配分委員会です。義援金配分委員会は、被災地となった地方自治体、市長会や町村会、新聞社、放送局、NHK、中央共同募金会、日本赤十字社などで構成され、義援金の配分基準・方法、被災者への伝達・発表方法などを定めます。これらは、被災者への直接の配分と透明性の高い配分を目指して検討されます。 また、日本赤十字社は、皆さまからお預かりした義援金とこれから生じた利子を含む全額を義援金配分委員会に拠出して、被災者の見舞いや直接的かつ効果的な生活支援に役立ててまいります。 このためには、迅速な義援金配分委員会の設置と配分方針の検討が必要です。日本赤十字社は、中央共同募金会、NHK、NHK厚生文化事業団と共同で、国及び関係自治体に対し義援金配分委員会の早期設置を要望しています。 一方、日本赤十字社は、災害発生直後から被災者への医療救護活動や救援物資の配分を行っています。これらの活動は、日ごろ皆様からいただいている活動資金(社資)を財源としており、義援金を使うことはありません。ちなみに毎日赤十字社への寄付金総額がこちらで見られます。4月5日(火)現在: 1,591,744万件 1,396億3,924万6,398円 赤十字社への 義援金は基本的には何かの物資として送られたりインフラ等の復興に使われるわけではないとのこと。被災者への配分は一年以上後というのが前例のようです。今、必要だと思うのですが・・・。ちなみに福島県への直接義援金は福島県の被災者に東日本大震災の第1回配分が行われ対象1世帯に5万円が配分されると伝えられています。配分を受ける為の具体的手法は未定ですが配分対象は、地震か津波で住家が全壊か半壊した世帯(災害救助法の被害認定基準に基づき市町村が認定する世帯)、東京電力福島第一電子力発電所から30kmの圏内にある世帯(原子力災害対策特別措置法に基づき避難か屋内退避を指示された世帯)・・・・・第一回配分みたいに迅速な分配が必要だとおもいます。義援金分配委員会ってすぐ始動できないんでしょうか。町ごと流されてしまったというところもあって難しいのでしょうけど避難所に何名とか単体で避難生活がどこにとかまとめる人員が不足なんでしょうか。どちらにしても、政府の防災の緊急時対応の対策マニュアルが構築してないと言う事がよくわかりますね。 どこかに逃げる時にはお財布だけは持って逃げないと後々大変なことになりそうです。義援金の使われ方も見届けるというのも今後に役立つのではないでしょうか? 4/1~4/3にジャニーズの全タレントが代々木で募金活動をして39万人が集まったとか。地方で行けなかった人にはコンサートで来年三月まで募金活動を続け、長い支援活動を続けていくそうです。ちなみに子供たちへの支援に全て使われるそうです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【 税法上の措置 】 義援金は、税法上、寄附金控除又は損金算入の対象となります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ↓ この春、初めての蝶々。モンシロチョウかな?(陽射しが明るすぎて分かり難いですね。)