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テーマ:旅のあれこれ(10031)
カテゴリ:イギリス旅行+α
昨日の続きです。
というか今日の続きです。 飛行機を下ろされて、パイロットからは「地上職員が案内してくれる」と聞いていたのに、そもそも地上の職員というものがいません。 みんな真夜中なのですでに帰ったあとなのです。 一度は飛行機に積み込んだスーツケースを受け取って、3階のチェックインカウンターへ行って手続きすれば、次の日のフライトの予約ができるとか、とりあえずのホテルの宿泊を確保できるとか、なんだか噂が飛び交いましたが、何しろスーツケースの積み下ろしの職員がいないのでスーツケースが受け取れません。 どうすればいいという指示もなく、文字通りバゲッジクレーム(日本語でなんていうんだっけ?)に何百人ものお客さんが取り残された状態。 全く横の連絡ができてない状態にびっくりです。 仕方なく同じ飛行機に乗り合わせた人たちと、ひたすらおしゃべりをして過ごすしかありません。 真夜中に1度、ペットボトルの水が配給されましたが、食べ物はなし。 おなかが空いていてもお店は全部閉まっているし耐えるしかありません。 結局、空港職員が来たのが朝5時ごろ。 もう暴動が起こってもおかしくないような状態です。 何の案内もなく待たされ続けたお客さんは、職員に詰め寄って怒鳴るわ泣くわの騒ぎになりました。 そりゃそうだ。 で、なんだかよく分からないまま荷物の紛失届を書いて提出することになりました。 もともとロンドンから乗ってきたお客さんは、紛失届を出して荷物を放置して自宅に戻った人がほとんど。 えるざたちのように乗換えで国内便に乗った人は、帰る家もないし、そもそも着替え等の必需品やクリスマスプレゼントが入っているので荷物がないと旅行中に困るわけです。 というか、そもそも代わりのフライトは??と聞きたいところですが・・・ そんなわけで、無理にでもお願いして荷物を探してもらいましたが、今度は成田でもらった荷物のトラッキング用のバーコードが途中で切れていて読み取りができず探せないとのこと。 待っていればいずれは見つかるのでしょうが、それがいつになるかわからないとのこと。 不運は重なるものです。 仕方なく、荷物は見つかった時点で送ってもらうことにして、諦めて再度国内線の再予約をしに上階へ上がりました。 荷物が見つかるまでの間に必要なものは買って航空会社に請求してくれと言われたので、明日にでも買い物に行かなければです。 何しろコートの下は超薄着だし、石鹸だとか化粧品類だとかが全く手元にないのですから。 国内線の予約は・・・できませんでした。 何しろ雪の影響でそもそもの飛行機が飛んでないのだからどうにもなりません。 代わりに出ていたバスを予約。 お詫びに?ともらった商品券で、ようやく食料を買って飢えを凌げました。 バスの出発は10時と言われましたが、またしても理由が告げられないまま延々待たされ、結局バスが出発したのは11時半。 空港ビルの中に20時間も缶詰にされていた計算です。 窓の外は雪景色・・・といっても、せいぜい1cmも積もっているかどうか。 その程度で飛行機が全部止まってしまうなんて一体どういうシステムになっているのか?? 途中、1度だけサービスエリアで休憩して、6時間後に目的地のニューカッスル空港に到着。 予定の約24時間遅れです。 この24時間を一体どう償ってくれる?と聞きたい! 義父母と再会して車で家に戻りました。 もうヘトヘトを通り越して、全身ゲッソリです。 軽くフルーツを食べて、念願のシャワーを浴びて・・・と言っても着替えはないので、義母のシャンプーやリンス、夜着を借りました。 バスに乗る前に石鹸が欲しいと話しておいたら、クリスマスにもらうはずだったロクシタンの石鹸を早めのクリスマスプレゼントとしてもらえました。 これで全身を洗えてスッキリです。 天候が悪くて飛ばないとか、パイロットの権利が法で認められているとか、そういうことは仕方がないことだと思います。 でも、なぜ待たされているのかの説明さえしてもらえれば・・・とつくづく思います。 これからキャンセルになった便の払い戻しがあるのか確認しなければ。 まさかバスが出たからそれでチャラとはいかないですよね。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.12.21 00:58:05
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