|
カテゴリ:韓国生活
今日は韓国で大ポルンの日、つまり旧正月から15日たった日ということで、オンマのお家ではまたまたお膳を準備して朝にチョル(礼)を捧げました。
もう、年がら年中同じことをしているような気がしますが、 うちのお姑さんは昔ながらの行事をとても重要視しているというか、 もう信仰の域に達しておられて、こうしたことをはずすことはありません。 いつもとお膳の上の物はほとんど変わりありませんが、 ごはんはチャルパップといって小豆やら餅米や雑穀がはいったおこわごはんになり、いつもはお膳にはあがらないのりがあがります。 そしてとり肉やジョン、果物などは大幅に省略されますが、ナムルは5種類しっかりとあがりました。 魚類は3種類、ジョンは1種類、果物3種類です。 最近、特に都市部に住む家ではこの大ポルンの日は何もしないところもたくさんあります。 1年の健康と平安を祈願してするということですが、 誕生日にはナムルとミョック(ワカメスープ)があり、チェーサ(祭祀、法事)も何回もあり、そしてお盆と正月、全てほとんど同じ料理法で 似たような食材が並び、同じように過ごさなければならないので、 さすがにオンマもこの頃はすっかり食傷気味です。 昔の田舎で生活していた頃はきっと生活にあったスタイルだったのだろうと思いますが、会社勤めをする都市生活にはちょっと無理があるスタイルだと思うのです。 たまたま今年は正月も大ポルンの日も日曜日だったので、まだ良かったですが、平日に当たると結構大変です。 正月は休日でもポルンの日は休日でもありませんから。 オンマとしてはさぼりたいこの行事、でも姑の目の黒いうちはずっとやらなくてはならないのでしょうね。 はぁぁぁぁ~。 ケンケンやアッパ達はただ食べるだけでいいし、にぎやかになるので、 喜んではいますが・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[韓国生活] カテゴリの最新記事
|