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テーマ:韓国!(17284)
カテゴリ:韓国生活
この頃はまもなく行われる地方選挙で、町中でも名刺をくばっていたり、
DMがポストに入れられていたりします。 ところで、なんと今年から永住権を持ち3年以上経った外国人にも地方選挙の選挙権が与えられることになりました。 そのこと自体は閉鎖的な韓国にしてはすごいなと思ったんです。 でも、、、実はオンマは在日韓国人。 韓国籍を持ち、日本では永住権を持っています。 日本では永住権を生まれながらにして持っていても選挙権はありません。 で、不思議な運命に導かれて韓国にお嫁に来て住んでいても、 韓国でも選挙権はありません。 日本の永住権を放棄して、こちらの住民登録番号をもらい、普通の韓国人にならないと、 選挙権も無いのです。 永住権を持って3年以上の外国人が選挙権持てるのに、なぜ? 韓国籍もっているいわゆる同胞には選挙権が与えられない? もう7年も住んでいるのに。 府に落ちない気持ちを抱え、でもきっとオンマのような立場の人はすごく 少数派だから、振り向かれないのだろうと思ったりしながら、韓国はオンマにとって やっぱり祖国ではなく外国だったんだなと思わされました。 ふと、知り合いの人から聞いたかぼちゃの話を思い出しました。 日本から韓国の農家にお嫁に来た人が、日本のカボチャが食べたくて種を持ってきて 畑に植えたところ、最初の年は日本のかぼちゃができたそうです。 ところが、2年目には少し味や形が韓国のかぼちゃに似てきて、 3年目には完全に韓国のかぼちゃができてしまったそうです。 気候と風土が野菜を作るのでしょうか。 オンマは在日3世。言葉も食べ物も何もかも日本が染み付いていて、 種だけが韓国。 もしかしたら、在日というのはかぼちゃのように変化して今では日本人の方が より近いと言えるのかもしれません。 今日はちょっと固い話になってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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