光州からの便り

昨日、ケンケンが小学校に入学することになってあわてたオンマは同じ小学校に通う先輩のお母さんや近所の知っているお母さん達にいろいろ聞いてみたところ、みんなケンケンはもう一年保育園に行く方がいいのではないかといってくれて、実際簡単に入学を延期できるはずなので、保育園の園長先生に相談したらとアドバイスしてくれました。

それで保育園に電話をかけて園長先生の方から延長するのに必要な書類をそろえてくださることになって、たぶん、ケンケンは今年入学せずにもう一年保育園に通うことになりそうです。

それにしても、小学校入学ということに対してオンマはあまりにも準備をしてこなかったなと今回のことを通して思いました。

今年入学する子供のお母さん達はだいたい一年前からは入学に供えて勉強や習い事をしているおうちがほとんどでした。
それから、学校の面接でもハングルのカードや簡単な足し算が出ていましたが、そういうことも幼稚園の年長さんでたいがい学ぶようになっていると言うことで、まだ年長さんになっていないケンケンができないのはある意味仕方がなかったのかなと思いました。

そういうことは小学校でも丁寧に教えてくれるとはいってくれましたが、他の子供達がみんな準備してきているのに準備もなく入学させるのはやっぱり可哀想かなと思います。

もし、オンマが日本で暮らしていたら小学校入学前にこんなに考えることもなく高校受験の前になって勉強の心配をしていたのかも知れませんが、逆に教育熱の高い韓国にいたおかげで小さいうちから子供の将来を作る環境を考えることが出来るようになったのかも知れません。

オンマは決して詰め込み教育に賛成ではありませんし、テストの点数だけを重視する親になりたくはありませんが、子供が勉強につまずくことなく学ぶ楽しさを感じられて学校でも楽しく過ごせるように家でも気を配り事前に準備することの大切さを今ひしひしと感じます。

それにしても、昨日学校から帰ってきてアッパもなにか腑に落ちないようで午後お酒を飲みに行った後教育庁や学校の校長先生に入学延長を認めろと脅すような口調で怒鳴り散らしていたのはいただけませんでした。。。気持ちはわかるけどね。
学ぶのはアッパにもっと学んで欲しいオンマです。。。