堀本恵美子（ほりもとえみこ）の写真日記

今年も後わずか何十時間となりました。

12月29日は、大掃除をしてはいけない日だそうです。
皆さん今日は大掃除休みましたか？

あと大掃除の出来る日は30日のみです。頑張りましょうね。

31日はゆっくり元旦を迎えるのだそうです。

これが日本の昔からのしきたりだそうです。こんな余裕のある日を送りたいですが。。。


今日は久しぶりの日記です。

先日、身内のところで見た感動のピアノの調律をご紹介します。

子供のために用意したピアノですが、子供とはいえ、芸術は小さい時から本物を見たり聞いたりするのが本当に大切です。

美術には父が能面師（羽生光善）ということもあり、普通よりは美的環境にありましたが、音楽のほうは余り縁がありませんでした。

妹がピアノをやっていましたが、調律をやっている所は覗いたことはありませんでした。
それでピアノの調律を見るのは今回が初めてでした。

ピアノはFAZER　（ファツェル）というピアノです。

それでピアノを買った大阪から調律をしにきてくださいました。
東京在住の調律希望者を何人かまとめて、大阪から調律をしに来てくれるのです。

その方は、レナード･バーンスタイン、ブーニン、パパロティ、ウラディミール　アシュケナージ　などそうそうたる演奏家や、オペラ歌手などのピアノの調律をしている方なのです。

荒木欣一さんといいます。

最高の耳と技術をお持ちの方にピアノの調律をしていただき、子供の頃から正確な音を聞くことが出来るのは最高の贅沢といえるかもしれません。

素人の私が聞いても、ファツェルのピアノの音色はなんと心地よいのでしょう。。
ピアノの鍵盤をたたいただけでも天井の音色がしてきます。

極端に言うとメロディーが無くても、音そのものが美しいのです。

その音の微妙なずれを直しにきてくださいました。

ピアノを分解できる所まですべて分解して掃除をして、調律してくれました。




(C) EMIKO HORIMOTO





(C) EMIKO HORIMOTO

ピアノの中がこんなに美しいとは初めて知りました。





(C) EMIKO HORIMOTO

ひとつずつ説明してくださる荒木さん。




(C) EMIKO HORIMOTO

荒木欣一さん






(C) EMIKO HORIMOTO

調律をする道具。右の先の部分が最近の鹿の皮で、左側の部分が何百年も前の鹿の皮。
昔の皮はやわらかいそうです。
微妙に道具も違っていっているそうです。





(C) EMIKO HORIMOTO

徐々に組み立てられていくFAZER


初めて知る世界に、ワクワクどきどきの数時間でした。



FAZER等ご興味の方は「うたまくら」で検索して荒木欣一さんにご相談してくださいね。

遠くても調律をしに来てくださるそうです。




《堀本惠美子作品コーナー》 No.9



(C) EMIKO HORIMOTO

タイトル　　CURRENT W-1341 天上の奏　
作品サイズ　18.8 x 26.3 cm
技法　　　　墨絵


ピアノを調律を見ていて、私の描いたこの墨絵の作品を思い出しました。。。


堀本惠美子画詩集『やすらぎの青　祈りの青』には、今までの作品も含めて、和紙に描いた絵や屏風の絵などと、それぞれについた詩が各２８点入っています。

あとがきには、このような絵を深めるにいたった、私の臨死体験や幽体離脱の体験のことなども書いています。

ご興味のある方は是非どうぞ。。。


　　　　　　　　お問い合わせは、e-mail : info@space-ao.com


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