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テーマ:京都。(6067)
カテゴリ:京のええとこ、うまいもん
初春の風物詩「通し矢」で有名な三十三間堂の3月3日のみの無料公開「春桃会」の帰り、清水を通って祗園へやってきた。
そろそろお昼、お腹もすいてきた。天気も良く、気分は上々、足取りも軽く大好きな“オムライス”を食べに『グリル冨士屋』へ向かった。色といい、ふんわりとした食感といい、春はタマゴと勝手に思っている。それに、動物は春先に子供を産むことが多いのだから、ある意味、旬? だ。 が、し、閉まってる…。「都合により3月中旬まで休業いたします」とな。ショック!! 残念だが開いてないので仕方ない。別の店へ行くことにした。 すぐ近くに『ひさご』がある。京都で「親子丼と言えばひさご、ひさごと言えば親子丼」。やはり、ここは一つ食べてみなければ、と『ひさご』へ向かった。幸い、いつもの行列がない。表の椅子に1組座っているだけだった。「これは、行けってコトやん! それに材料もオムライスとほとんど一緒やし」と、列に並んだ。 ↑ いっつもは昼時にはズラ~ッと行列ができてる 昭和5年の創業で祗園下河原という土地ゆえ、粋筋への出前が中心だったという。それが、だんだんとクチコミで広がったそうだ。 しかし、ほぼ満員の店内で親子丼以外を食べているのは一人だけ。ほぼ全員が同じモノを食べてるのは、なんかけったいな光景やなと思いつつ、やっぱり親子丼にした。 丹波産の地鶏と九条ネギを、たっぷりと大玉2個でとじる。 この固すぎず柔らかすぎずの、とじ加減がゼツミョー。丼ものは、全卵1個と黄身1個でとじたところに、もう1個の黄身をサッと混ぜて仕上げる。最後の黄身が混ざりきらずに半熟になっている、ここのところが好き♪ 蕎麦処らしく昆布とカツオでしっかりとった出汁も、いい味。全体を引き締める山椒は、注文の時にかけるかどうかを聞いてくれるので、苦手な人も安心。 ↑ 手打ちやないけど、そばやうどんも自家製とか まだ先やけど、寒くなったら茶そばを使ったにしんそば、食べてみようかな? 問題は、あの行列。近年、改装されて広くなったとはいえ、まだまだすごい。『東山花灯路』のついでに寄ろう、という方は少し時間をずらした方がいいかも。 場所は八坂神社の南門から真っ直ぐ下がったとこです。 『祗園下河原 ひさご』 京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル下河原町484 075-561-2109 12:00~19:15(LO19:00) 月曜休 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.07 20:44:35
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