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テーマ:京都。(6066)
カテゴリ:京の町あるき
祗園祭直前企画、第4弾! 今回は「宵山の歩き方 後編」です。
いや~、今日はほんまに暑いです。 今年は結構涼しいかな♪と思ってたんですが、祗園祭を前に、きっちり暑くなりました。 “ゆで@くみ”になりそ~です。 「あつおすなぁ~」「そうどすなぁ、もうじき祗園さんですさかい」と 定番の挨拶を交わす、おばあちゃん達。 いよいよ、明日から宵々々山! 今日は歩行者天国についての情報や、@くみ的注目の限定グッズなどです。 ■ 歩行者天国とトイレ情報 14日~16日、京都のメインストリートは歩行者天国になります! もう、祭一色に盛り上がります。 * 四条通り 14日が堀川~川端間、15日、16日は堀川~東大路(祗園石段下)間が、午後6時~11時まで歩行者天国になります。 * 烏丸通り 14日~16日の午後6時~11時まで、御池~高辻間が歩行者天国になります。 ※その他、詳しくは 京都新聞の記事でチェック! * トイレ情報 こうしたお祭りの時に、困るのがトイレ。以下の百貨店やショッピングモール、京都市営地下鉄の駅は身体障害者用トイレあり。 ・烏丸御池付近:ゼスト御池 新風館(京都市中京区烏丸通姉小路下ル) 京都市営地下鉄「御池駅」 ・四条烏丸付近:COCON烏丸(京都市下京区烏丸通四条下ル) 大丸京都店、京都市営地下鉄「烏丸駅」 その他、公衆トイレについては「京都便利帳」の公衆トイレMAPのリンクをクリック! ■ どう歩く? 宵山 どこ行っても“激コミ”です。でも、行きたい! 《混み合うエリア》 ・南北の六角~仏光寺間、東西の烏丸~西洞院間 山鉾が集中しているので、露店も人も多い。 ・四条通り(東洞院~西洞院間) 混むけど道幅が広いので、まだマシ。 左側通行のハズなので、長刀鉾へは寺町~東洞院間で錦小路通りへ迂回してね。 @くみ的お気に入りの歩き方は…、 御池通りから室町通りを旧家の屏風飾りを見ながら南下。 黒主山や鯉山があります。 ↓ 四条通りに出たら東へ。長刀鉾をじっくり見ます。 ↓ 「鉾の辻」と呼ばれる室町四条の交差点に戻る。 ここは、5つの鉾を同時に見ることができる超人気スポット。東に函谷鉾・長刀鉾、西に月鉾、 北に菊水鉾、 南に鶏鉾。 ↓ 室町通りを高辻通りまで南下して、今度は新町通りを北上。 岩戸山、船鉾などがあります。 ↓ 綾小路通りから一本西の西洞院通りに出て、北上。 西洞院通四条上ルには、お子さまに人気の「蟷螂山」が! 今年「山一番」の「郭巨山」は四条通西洞院東入ル。 ↓ 西洞院通りを蛸薬師付近まで北上し、東側の新町通りへ。 夜店をひやかしつつ御池通りまで北上。 どうですか~? 結構たくさん見られるでしょ? 5つの鉾が見られる「鉾の辻」は一番混み合うところ。なるべくホコ天になった直後に行くのがベスト。 山鉾が集中する室町通りか新町通りのどちらかをメインに、一方通行で行くのがよいと思います。 仏光寺、西洞院、六角の各通りは山がたくさんあるのに、意外に空いている穴場。ゆっくり座って一休みしたいなら、御池通りや河原町三条方面へ行くのがオススメ。 私の相方、@まけが「山鉾の位置&巡行コースMAP」を作ってくれました! プリントアウトして、情報を書き込んで活用してください^^。便利かも~。 「山鉾の位置&巡行コースMAP」は >>コチラ ■ オススメ限定グッズ * 各山鉾の粽や手拭い、うちわなど 定番ですね。粽やグッズを購入すると搭乗できる山鉾もあります。粽は各山鉾によって違いますが、500~1000円くらい。 手拭いやうちわは、伝統的なものからシンプルでモダンなものまで、いろいろ。実用的やし。ただでさえ蒸し暑いのにスゴイ人混みなので、うちわは必需品! それに、手拭いは使えるスグレモノ。ハンカチ代わりはもちろん、急な雨の時にサッと頭にかぶったり、浴衣の帯にかぶせたり(女性は大変なんです)。すぐ乾くのもウレシイ。 ※長刀鉾や放下鉾など女性は搭乗できない鉾もアリ。要確認。 * 黒主山の“食べられる粽”、ちまき麩 祗園祭の粽といえば、厄除けのお守りなんで食べられません。でも、見た目が食べられる粽とそっくりなんで、毎年「食べられないのか」という問い合わせが後を絶たないそう。 黒主山の町内で見つけた山鉾のピクトグラム。 そこで、発想を逆転させたのが、「黒主山」。 あっさり黒糖風味の生麩を笹の葉で包み、イ草を巻き付けて厄除け粽そっくりに。真空パックなので、持ち歩いても傷みません。 宵々々山の14日から宵山の16日まで3日間限定。午後5時からの発売で1日限定100本限り。1本1000円ナリ。 最近人気の「黒おたべ」も販売されているそう。黒づくし! ――ご神体は謡曲にちなみ、六歌仙の一人、大伴黒主が桜を眺める姿。山を飾る桜の造花は、家に悪事を入れないお守り。 * 各山鉾のご朱印 たいてい無料で、山鉾によっては100円くらいの協力金が必要。山鉾のうちわを買って押せば、自分だけのスーベニィル! 京都新聞に載っていた、コチラで教えていただきました! →郭巨山役員で函谷鉾の囃子方も務める、小林さんのブログ「コバやんの祇園祭レポート」。 「郭巨山」は今年の“山一番”で、特別バージョンの朱印を作られたそうです。ご利益は金運開運! ■ キーワードで見る祗園祭 ~お位もらい 今日は、「社参の儀」。長刀鉾のお稚児さんが八坂神社に参拝し、大名(正五位少将十万石)の位を授かります。 この日を境に、お稚児さんは“神の使い”とされます。地面に足をつける事も許されません。移動は、強力(ごうりき)さんの肩に乗って。 祗園祭は「男はんの祭り」。女人禁制のしきたりが色濃く残っています。“神の使い”であるお稚児さんの身の回りの世話も全て男性の手によって行われます。 化粧をするのも、男性。「顔師」と呼ばれる伝統的な化粧職人は大半が女性。京都では、男性は2~3人しかいないとか。「下塗り10年」といわれる厳しい世界だけに、お稚児さんのなり手と共に将来が案じられているそうです。 ――長刀鉾のお稚児さんに選ばれるのは、非常に名誉なことですが、経済的なことはもちろん、祭りの行事が最優先されるなど負担が大きく、なり手が不足気味とか。 行事後の宴会費用、参加者の御車代や謝礼…。お稚児さんに付き従う禿(かむろ)2人も稚児家で探すのが慣例だとか。ほんまに大変です。 「山鉾の位置&巡行コースMAP」は >>コチラ 山鉾オリジナルグッズで、欲しいなぁ~と思うのは「黒主山」のうちわ。黒地に朱赤で“黒”のロゴと桜の花。このロゴは、数百年前に書かれた「黒主山」の筆文字からとったものだそう。めっちゃクールでシブイ! 柄の材質によって200~400円です。うちわや手拭いは作っていない山鉾もあります。(@くみ) もっと詳しくは、別ブログ「みうみう○○太町(みうみうまるまるふとるまち)」で連載中! よかったら、見てくださいね~。 追伸:いや~、投稿制限ギリギリの1日4回更新!はじめてです。 でも、なんとか明日に間に合って良かった♪ 前は絵文字とか、入れられたと思うんですけど…。あれぇ~??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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