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ヒントのソムリエ 仲山考材

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2009年07月17日
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カテゴリ:ぷち仲め~る
ぷち仲(チームは生物)です。こんにちは!

こういう連載モノは、リアルタイムで
読んでくださる人がどのくらいいるのか、
なんとなく不安になります。

「ためといて、あとで読もう」とかって
思われやすいし。

ちょっと伺いたいのですが、

リアルタイムで(ためずに)読んでるよ、
という方はポチっとクリックしてみていただけますか?
http://clap.mag2.com/criasloudr?realtime

ご協力、ありがとうございます!
その1クリックが、ぷち仲のやる気の源です!


では、つづきます!

────────────────────────────────
■ベテランネットショップの将来(ぷち仲の集い) vol.8
────────────────────────────────

今回は、

チームビルディングマーケティングっていうけど、
そもそも「チームビルディング」とは
どんなことをやることなのか?

という話。


これはメールの1通や10通で説明できるようなものでは
ないのですが、イメージだけでも共有したいので、今回は、

「チームの発達段階」

という考え方(フレームワーク)をカンタンに。



チームには発達段階があり、4つのステージに分かれている
という説があります(タックマン説)。

まず第1ステージ。


4stages1


サッカー日本代表でいえば、
(すぐサッカーでたとえようとするよね、この人は)


岡田監督になって、代表合宿のためメンバーが
初召集された。

お互い、あまり話したことがない人がたくさんいる。

自分がどのポジションになるのか、
そもそもレギュラーになれるのかもわからない。

監督の考えているサッカーも、まだわからない。
まずは様子見かな・・・


みたいな状態です。



それが、練習を重ねてコミュニケーション量が増え、
お互いのことがだんだんわかってきて、

「これくらいなら言っても大丈夫だろう」

という判断がつくようになってくると、第2ステージに
入ってきます。


4stages2


サッカー日本代表でいえば、

A:「おれはこうしたい」       (自己主張1)
B:「なんでこうしないんだよ!」   (自己主張2)
C:「おまえこそ、なんでこうしない!」(自己主張3)
D:「まあまあ、そう熱くなるなよ」  (調和性な人)
E:「間を取って、こういうのはどう?」(アイデアマン)

と、それぞれの自己主張がぶつかり合い始め、
また、それぞれのキャラクターが出始める状態です。


この第2ステージでは、あーだこーだ言い合いが
起こるので、チームとしてのパフォーマンスが
低下します。

第1ステージのほうが、言われたとおりに行動するので、
無難に練習を進めることができ、見た目は効率的です。

それが第2ステージに入ると、効率は悪いわ、
チームの雰囲気もトゲトゲしてくるわで、一見、
チーム状態が悪化したように感じられます。

実はそこが、チームビルディングがうまくいかない
大きな落とし穴なのです。

つまり、この「発達段階の4ステージ」の概念が
ない人は、せっかく第2ステージまで進んだ
チーム状態を、

必至になってストーミングを収めようとして、
元の第1ステージに戻そうとしてしまうのです!

特に、「メンバーをコントロールすることで効率的に
結果を出すのがマネジメントだ」と思ってしまっている
管理型マネージャーにとっては、一時的にコントロール
不能な混乱状況が生まれてしまうストーミングなんて、
ガマンできない状態なわけです。


なので、チームビルディングプログラムをやるときの
相方である長尾彰氏(チームビルディングファシリテーター)
によると、

「世の中の組織の7~8割は、フォーミングにとどまったまま」

だそうです。

要は、波風立たないように、上司に言われたことを
着実にやりながら、それなりにがんばって仕事は
している、ただ、真のチーム力は発揮されていない、
という状態です。


ちなみに、ストーミングを経て、第3ステージの
ノーミング期に入ると「チームとしての成果」が
出始めます。

その成果の大きさは、第1ステージのチームが
出せる成果を大きく上回ります。


4stages3


第2ステージのストーミングが進むと、相互理解が
深まります。誰がどんなことが得意なのかが見えて
きたり、そのうち、「こいつはすごいな」と
みんなが思うようなリーダー的存在が自然発生的に
現れてきたりします。

そこで役割分担が決まっていき、第3ステージへ
ステップアップしていくのです。



チームビルディングプログラムでは、この発達段階の
プロセスを「実体験」してもらうようにしています。


 「おれたち、最初、フォーミングだったね」

 「やっぱりストーミングって大事だったんやな。
  あのときは辛かったけど」

 「ノーミングになったときの成果ってすごいな」


これは、知識として知っているだけではダメで、
経験して初めてハラに落ちるものみたいです。


なお、第4ステージは、もう「あうんの呼吸」で
動けちゃうような、理想のチーム状態です。
(ここまで3ヵ月で辿り着くのは難しい・・・)


というわけで、

「チームビルディングマーケティング」では、
お客さんと「ストーミング」することも必要に
なります。

そういえば、経験ありませんか?

クレームでやり合ったお客さんが、常連さんになって
くれている、というケース。

あれが、ストーミングを経て、ノーミングまで進んだ
ときのイメージです。

といっても、ストーミングにケンカが必須なわけでは
ありません。自己主張のもと、相互理解が深まることが
重要なのです。ぷち仲はケンカを煽っているわけでは
ございませんのでご了承ください~。


チームビルディングは、奥が深いです。
チームは「システム」ではなく、「生き物」なので。


次回は、「小売業のワナ」です。



(つづく)


チームビルディングの奥深さを一緒に究めたい方、
楽天大学TBPでお待ちしてます。

私塾ゼミ2期、早速お問い合わせ&密かな予約を
いただいてます。ありがとうございます!


→つづきを読む



今日も一日、お客さんを笑顔にしたい。

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★子どもが憧れる、夢中で仕事する大人を増やしたい。

仲山進也 nakayama48@gmail.com

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Last updated  2009年07月21日 18時37分54秒
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