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テーマ:山野草・高山植物(1398)
カテゴリ:山野草・野生蘭
今日、私は埼玉県秩父の武甲山に登ってきた。石灰岩の採掘で有名な山である。登山口は2箇所あり、私は浦山口の方から登った。まずはエイザンスミレを紹介したい。 数十種あるというスミレの中でも、これは葉に亀裂があるので他種と容易に見分けが付く。スミレの花の色は青系のものが多いが、エイザンスミレは淡い赤紫色で、花の形もふっくらとしていて個人的には特に好きなスミレの一つ。デジカメの性能の問題なのか私の腕の問題なのか、その独特な色合いが再現できていないのがちょっと残念(笑)。実物は本当に美しいのだが。 次に私の目を楽しませてくれたのがカタクリ。 武甲山にはカタクリが多いのだが、標高の低い場所では花の最盛期を過ぎたようで、開花中の株はほとんどなく、すでに結実を始めている株もあった。それでも上に登るにつれて開花株が多数見受けられたので、つくづく登りに来た甲斐があったと感じた。頂上近くは今がまさに最盛期。 そして今回の登山で私の大きな収穫は、ヤマシャクヤクを見つけたこと。 今まで写真か栽培品でしか見たことがなかったのに、自生の姿が見られて大感激。残念ながらまだつぼみだったが、開花期にもう一度来るのは時間と体力の問題で難しそうだ(笑)。 つづく
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