カテゴリ:70年代男女混合グループ
そうなんですよねー。 私の中でデ・ダナンってのは、気になる民謡をたくさん取り上げているわけではなく、でもいろんなとこで名前を聞くもんだから聴いておかなきゃという気持ちもあって、本当に始末に困るバンドなんですわ。 だから適値で売ってても、気分次第で買ったり買わなかったりね。 雑談は置いといて、今回はゴールウェイ。 メアリー・ブラックとかドロレス・キーンとか、アイルランドの有名おばちゃんシンガーの出身バンドとして記憶している人も多いかと思います。ほかにスウィーニーズ・メンにいたジョニー・モイニハン、それからロリーナ・マッケニットのツアメンだったキャロライン・ラヴェルも在籍してたことがあるんだね。 でもそこは無知な私なので、どのシンガーが何代目とかそういうのはさっぱりわからないです。 しかも前回のスカイラークでネタにしたマーティン・オコナーはこの4作目には不参加だし。 名シンガーを擁してはいてもそこはアイリッシュなんで、人間の声が入っていない時間も長い。 特定の楽器に比重を置くことはしていないようで、蛇腹主役の曲もあればブズーキ主役の曲もあるし、フィドルが活躍する曲もある。聴いてるうちにるんるん♪ちゃっちゃっ♪といい感じに体が動き出す合奏をしております。 5は彼らのヒット曲。一般人に聴かせるのも無問題な、わかりやすく耳に残る旋律になっています。 ビートルズのクソ有名曲もやってますね。やらせ感のまったくないインストに仕立て上げてしまうのはさすがだけど、さりげな~くダンスチューンに移動させてしまってます。そこはやっぱアイルランドの音楽家だなあって思うな。 打楽器も軽視してなくて、ジョニー・リンゴ・マクドーナは相当な腕前なのでは、とバウロンソロを聴いて思ったり。あ、この人ってアーカディの中心人物なのね。覚えとこ。 モーラ・オコネルはもっちりした肌の北国っぽい顔立ちで、だけど歌声は日本昔話ではなくモダーン。 そこらの素朴なかっぺシンガーとは別種の喉のようで、クラシックの影響も強いとみました。 最後の曲はフランキー・ギャヴィンが歌っていますが(一部バックコーラスが付く)、ブロードウェーミュージカル風にとても楽しげに歌っていて、閉めの1曲としてはベリー良いです。 なお、ジャケットはアレック・フィンが担当。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/08 05:26:58 PM
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