カテゴリ:2000年代男性ソロ
生まれはヨークシャーだけど、育ちはアイルランドだし当地の大物デ・ダナン出身ってことで、アイルランド扱いにしといた。 54年生まれのロン毛灰髪、ブックレットの写真では鷹匠としての一面も見せているブズーキ奏者の2作目ソロ。ちなみにファーストは94年に出ている(未聴なのでどんなんかは答えられないっす)。 基本的にアレック・フィンが奏でる各種弦楽器が全体量の大半を占めていて、ゲスト3人は本当に隠し味程度。 やはり中心となっているのはブズーキで、残響は多めながらも後味すっきりな音色がとても美しい。アイルランドの詩情溢れる歌の数々をゆったり、細やかに演奏しています。 あ、歌という表現を使ったけどオールインストです。 定番のターロゥ・オカロラン以外の説明を少ししておくと、タイトル曲の作者リチャード・ファレリーは1916年ケルズの生まれで、この曲は映画「静かなる男」のテーマ曲に使われていました。 4のパーシー・フレンチは1854年にロスコモン生まれた作曲家/戯曲家/バンジョー奏者/水彩画家。8のデイヴ・マレットはフィンさんと同世代のアメリカ人フォーキー。 それから12はデ・ダナンの「スター・スパングルド・モリー」にも収録されています。 心が洗われる癒され系音楽ではあるけれど、有名バンド出身者だから買ってみた部分も無きにしも非ずだなあ。 数ヶ月に一度、リラックスしながら聴き込む程度でちょうどいいや。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/08 05:26:07 PM
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