カテゴリ:50&60年代女性ソロ
さて今度は女性の民謡歌手を。 この業界には絶対に欠かせないシャーリー・コリンズの68年のソロです。 彼女はいわゆるスルメシンガーだと思うんですよ。 情熱的とは決して言えない、どちらかというと感情を殺して歌うタイプの人だから、民謡慣れしてない耳には最初はきつい。 しかし聴いているうちにズブズブと深みにはまってしまい、気がつけばお気に入りに登録されてしまっているという。 まぁ自他共に認める民謡馬鹿の私はシャーリーが歌ってるってだけで購入決定なんだけどね。 今作は収録曲からしてそそります。 大好きな民謡がたくさん入っているし、ゲイリー・ムーアが「ワイルド・フロンティア」でやっていたのと同名な8もある。ってこれはつい最近気付いたことだけど。ちなみにゲイリー師匠のはトラッドじゃないです。 実は器用な歌い手であるシャーリー。 無駄な気合を入れてないからこそ、明るい曲調でも切ない曲調でもぴたりとはまるのだ。 んで、サポート陣が結構豪華です。 おなじみの実姉ドリー・コリンズに加え、インクレディブル・ストリング・バンドの2人とブラム・マーティンがお手伝い。 ブラム・マーティンて誰?と思ったらビートルズの“エリナー・リグビー”でチェロを弾いた人物らしい。 おもちゃっぽい気さく系楽器がポコポコ入ってて、そりゃもうかわいいったらないですよ! 7の解説文に「男前な2人のジプシー、ロビン・ウィリアムソンとマイク・ヘロンが一緒に手拍子をしていて…」と書かれていてクスッ。 コリンズ姉妹。姉さんの二の腕が立派です ★公式サイトはこちら→http://www.shirleycollins.com/ かわいいおばあちゃんになってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ジャケが印象的ですね。こういう絵画的なジャケは好きです。思わず「どんな音楽なのかな?」なんて思います。
彼女の声を改めて聴くために、アルビオン・カントリー・バンドとの、“Murder Of Maria Marten”を聴き直しました。民謡好きにはたまらない声というのが、わかるような気がします。 (2006/03/20 03:37:10 PM)
マロくんさん
ジャケ買いって今じゃまったくといっていいほどしてないのだけど(曲買い可能な民謡盤ならなおさら)、たまーにドキッとするジャケにめぐり合うことがあります。 そんな時はかなり悩みます。 買ってみて好みのサウンドじゃなかったら凹むし、もう無茶できる年齢じゃないし。 でも当たった時の喜びはすごく大きいのは経験してるから、ジャケ買いがやめられない人の気持ちも理解できます。 (2006/03/20 06:24:59 PM) |
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