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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2006/10/28
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カテゴリ:コンサートの記録

2006年10月20日(金)
武蔵野スイングホール

ショーン・ライアンチケット



5時45分に母と会場横にあるロイヤルホスト前で待ち合わせし、夕食。グラタン、サラダ、パフェなど食べる。
レジ横にあるクッキー(大きめ)全6種類を衝動買い。
クッキーは柔らかなソフトタイプ。なかなかに美味しかったです。

クッキー袋 クッキー



武蔵境には待ち合わせ時間の1時間以上前に着いてしまっていたという母は(この日はいつもの職場でなく都内へ出張していた)、駅前のパン屋「maruju」をパンを買ったらしい。
そのパンの感想文はコチラ

6時40分に会場入り。
一番端の席だったが、狭い会場なのでいかにも「はじっこ」という感じはしなかった。
このコンサートのチケットはやたら争奪戦で、いつもなら20分もすればつながるところ、35分後にようやくつながった。
「15歳の女の子」と「ビール無料提供」が倍率を上げたのだろうか…。

7時に係の男性が登場して前説。
休憩時間にビールが配られることなど話す。

その後ショーン・ライアン守安夫妻登場。
ショーンお父さんは灰髪ロンゲにハンチング、黒シャツ+黒ズボンといういでたち。去年より更にハンプティ化が進んでいるような…。内臓脂肪が心配。
ちなみにショーンお父さんはわりと小柄な人。腹回りこそ立派だけどね。
3人で演奏した後、ショーンお父さんの愛娘キアラちゃん登場。

キアラちゃんは何度も衣装替え。
基本はベアトップ・光沢のあるミニスカート・黒ストッキング。
前半最後はピンクのノースリーブ&ジーンズと普段着スタイル。
キアラちゃんは15歳で、日本でいうと中学3年生。
ロングストレートの髪(ブロンドがもう少し濃くなった色)でムチムチしていてかわいい。
ダンス以外にホイッスル、コンサーティーナ、歌もやる。

ホイッスルはとくにレッスンを受けたわけではないというが、ダンス同様評価が高いそう。
また今年6月に始めたというコンサーティーナもなかなかの腕前。歌声は年相応のかわいらしい声。

座り位置は左から守安女史守安氏、ショーンお父さん、キアラちゃん、お母さんのアン・カラナン

担当楽器は女史:ハープ、コンサーティーナ、スプーン、氏:ホイッスル、フルート、お父さん:ホイッスル、歌、キアラちゃん:ホイッスル、コンサーティーナ(1曲だけ)、歌(2曲、父と一緒に)。

キアラちゃんのダンスが終わり、続いてお母さん登場。
黒のロングワンピ+黒のボレロ。
おとなしそうな顔立ちで胸が大きい。
このお母さんの娘ならば、キアラちゃんが巨乳になるのはほぼ確実だなあと下世話なことを考える私。
さすがに娘ほど溌剌としたステップは踏んでいなかったが、脚の動きはとても中年女性とは思えない。
お母さんが夫と娘のステージングに目を細めていたのも印象的だったね。

前半最後のキアラちゃんはほうきダンスを披露。
ステージ袖から学校の先生用ほうきを持ってきて(軽く掃除しながら)、ステージ中央に置く。
ほうきの上を飛び越えたり、まわりをステップしたり。また手に持って踊ったり。ジーンズで踊っていた。
脚捌きが実にテキパキとしていて、客席からはどよめきが発生。
この子は学校の体育の成績も抜群に良かったりするのだろうか?

前半部終了、さてお待ちかねのビール配布休憩。
ギネス(グラスと巾着袋付き)が配られる。
怠け者の私は母上に持ってこさせました♪

ギネス



会場には小泉八雲のひ孫のおばさんという方が来ていて、女史はその方からお土産(お菓子?)を休憩時にもらっていた。

後半部開始、守安氏はギネス飲みながら演奏。(いつもどおりだ)
ショーンお父さんも氏ほどハイピッチではないがギネスを飲んでいた。
きっとオフステージではカパカパ飲んでいるに違いない。
だってビール消費量世界一の国の人だし、あのハンプティなおなかは紛れもなく、ねえ。

タイタニックのテーマ、映画の中のダンスシーンで演奏されている音楽、“ダニーボーイ”、小泉八雲のお気に入りだという歌を4曲続けて。

小泉八雲のお気に入り曲では、お客も一緒に歌う。
だが知らない歌だったので私は歌えなかった。
他の皆さん(オーバー50歳が多数と思われる)は歌詞までちゃんと知っているようだったが、なんていう歌だったんだろう。
母に聞いても「うーん…きょくはわかるんだけどなまえがおもいだせない…」と結論出ず。

後半のキアラちゃんはスリップジグを踊る。
リバーダンスで踊られているのはこれかなあ?前半部での踊りより跳躍が多く、動きもダイナミック。

お父さんによると、かつてアイルランドはいくつもの国に分かれていて、その国ごとにテーマ曲(国歌みたいなもの?)があった。
スリップジグが国歌になっていたこともあるとかで、今では女性が踊るダンスとされているという話。

そのスリップジグの演奏はボシィ・バンドで知った“ケッシュ・ジグ”っぽかったけど、真相はどうだろう。
あとでCD聴いて確認せねば。
…なんて思っていたのだが、帰宅したらどんなメロディだったかすっかり忘れてしまい、確認できず。ヘタレだなわれながら。

キアラちゃんはハードシューズで踊ることが多かったが、ソフトシューズをはくことも。
どのタイプのダンスでも15歳の女の子とは思えない堂々とした動きで観客の心をロックオン。
なお、お母さんは終始ハードシューズ。

去年はお城の幽霊の話をしたお父さん。今年は妖精の話。

ある村に背中にこぶがある男がいて、そのこぶのせいで苦労をしていた。
ある夜、妖精が輪になって踊っているのを見つける。こぶの男が踊りの輪に入って一緒に歌い踊ると妖精たちは大感激。
妖精王から願いを叶えてやると言われた男は、背中のこぶを取ってもらう。
その話を聞きつけたケチな別の男(やっぱり背中にこぶ)が、妖精たちのところに行って踊りの輪に加わる。
しかし歌も踊りも下手糞で妖精たちは激怒。こぶを取ってもらうはずが、前出のこぶ男がつけていたこぶをつけられてしまった。


…という、自分の村に150年以上前から伝わるという話をしてくれたお父さん。
こぶとりじいさんそのまんまじゃないか!と突っ込んだ人は相当数いるのではないかと。

その後、守安氏が「“妖精王”という曲がありまして…」とアナウンスし、その演奏にあわせてお母さんがダンス。
“妖精王”は大好きな曲だから嬉しかった。どこかのサイトに“妖精王”の歌詞が載ってた気がするけど、どんな内容だったかなあ?

で、見つけ出して機械翻訳にかけてみたのだが、こぶとりじいさんっぽい描写は見つからず。
ちなみに私が持っている“妖精王”のバージョンはほとんどがインストだが、アイリッシュ・ローヴァーズ版は歌入り。

また、守安女史はスプーンの演奏の仕方を説明。
去年も説明したから手短にということなのか、女史の説明が終わるか終わらないかのうちに強引に次の曲を演奏開始。
女史も苦笑しながらもすぐにスプーンで演奏の列に加わっていて、そのあたりはさすがだなあと思った。
母はスプーン演奏に興味を持ったようで、真剣な顔で握り方や鳴らし方を確認していた。子供でもできそうだねと言ったら「そうねぇ」と母。(※うちの母は保育士をしている)

お父さんは数曲をアカペラで披露。どれもアイルランド語。
深みのあるゆったりとした、あの大きなおなかから出ているのだろうなと思わせるようなふくよかな声の持ち主。
風貌やホイッスルはハイテンションだけど、歌はじっくり聴かせるタイプ。

お父さんはアイルランド語を書くのも上手く、それも古い本に出てくるような書体で書けるのだとか。
サインをする際にはその人に合わせた一言をアイルランド語で書くのだけど、達筆すぎて読めないとのこと。

氏曰く「親バカ」のお父さん、娘と一緒に歌いたいとか娘にアカペラダンスをやらせたいとか言っている。
40代の時にできた娘だもんなあ、目の中に入れても痛くないほどかわいいんだろうなあ…
ショーンお父さんは1949年生まれ、キアラちゃんは1990年か91年の生まれでしょうね。

アカペラダンスはその名のとおり、伴奏なしでダンスのみ。踊り終わった時には盛大な拍手の嵐。
ステージ中央で1人、堂々と踊るキアラちゃん。
真剣な表情がかっこいいよ!

現役はもう引退しているというお母さんはさすがに終盤は脚が痛そうだった。
いつ攣るかと見てるこっちがハラハラしたけど(歩く時少し脚を引きずっていたような?)、いざダンスとなるとちゃんと踊るプロ根性。

お父さんの喋りを守安氏が通訳してくれ、また守安氏自身もおもしろトークをするので演奏・ダンス以外も楽しめた。

氏は今度出すというオキャロラン全作品録音集や自分のサイトの宣伝、サイン会のことなどもお話。

アンコールは5人全員での演奏&ダンス、お父さん独唱など。(記憶薄れかけてます)
休憩とアンコール含めて約2時間のパフォーマンスだった。

CDを買った人には終演後にサイン会。
幕が下りて、ホールから出て行くお客に混じって一緒にロビーへ移動する5人。このあたりがとてもほほえましい。
私は毎度のことながらCDは買ってないのですぐに会場をあとにした。

帰りの電車は遅れていて、しかも金曜の夜ということもあって飲み会帰りと思しき乗客も多数。
顔をしかめながら「さけくさい」と発言する母…アンタ、ロイヤルホストでビール飲んでただろ!


以上、時間が多少前後している上に文章もかなり滅茶苦茶ですが、ショーン・ライアン一家と守安夫妻によるコンサートの模様でした。




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Last updated  2006/10/28 04:16:30 PM
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