英国民謡好きの戯言

2007/10/28(日)20:09

#929 JOHN RENBOURN & STEFAN GROSSMAN 《KEEPER OF THE VINE》 99年英国&アメリカ

90年代男性グループ(92)

Why A Duck (S Grossman) The Shoes Of The Fisherman’s Wife Are Some Jive Ass Slippers (Charles Mingus) Looper’s Corner (S Grossman) All Things Parallel Must Converge (Duck Baker/S Grossman/J Renbourn) Swedish Jig Idaho Potato (S Grossman/J Renbourn) Under The Volcano: Resurrection Of Blind Joe Death (S Grossman/J Renbourn)/Four For The Roses (S Grossman/J Renbourn)/Montagu’s Pact (S Grossman/J Renbourn) ‘Round About Midnight (Thelonious Monk) The Three Kingdoms (S Grossman/J Renbourn) Rites Of Passage (S Grossman/J Renbourn) Keeper Of Vine (S Grossman/J Renbourn) Catwalk (J Renbourn) Goodbye Porkpie Hat (Charles Mingus) Midnight On The Water Spirit Levels (S Grossman/J Renbourn) John Renbourn g Stefan Grossman g  ベスト盤って基本的に買わないんだけど、ジョン・レンボーン大好きだし15曲入りでこの値段(1260円)なら別にいっかなー、とたまたま小金持ちだった私は調子に乗ってつい買ってしまいました。  ステファン・グロスマンって私の中では「レンボーンと仲良しなギタリスト」でしかないんだけど、アメリカのルーツ系音楽が好きな人にとってはどういう位置付けなのかな。  大御所中の大御所、超大物ギタリストとかそんな感じだったりするのかしらねえ。  イギリスとアメリカを代表するギタリストがタッグを組めば、そりゃもう…ね。  生ギターのツインリードってのはエレキのそれとまた違った魅力を持っていて、エレキと違って音に加工することが少ない分だけ一音一音をじっくり味わえる。  流麗にさらさらと弾いている時間もあれば、ッチャ♪ッチャ♪と全然小うるさくないリズムを刻むこともあり、70分間ギターしか登場しないけど飽きない。  単純にギターといってもその表情は本当に豊かなのです。  生ギターを習得しようとするも3時間で挫折した過去を持つ私が聴いても楽しめるんだ。  レンボーンが弾いてるからっていうのも多分にあるんだろうけどもね。  ごく一部ですがエレキも出てきます。  これが不協和音になりそうで実はまったくなっていない絶妙な処理がなされていて、主役のアコギを上手いこと盛り上げてるのね。  2人の共作がメイン、カバーはチャールズ・ミンガスやセロニアス・モンク。トラッドもちょろっとやってます。  なんつーかね、表面上はけだるいんだけど中身はだらけていないっていうかね。  これは明らかに英国フォークではない…アメリカの黒人音楽…ブルースというよりはジャズに区分けされるかな…  13はライブ音源なのか、曲紹介のアナウンス付き。  この曲はペンタングルでもやってたっけね。  14と15もライブ音源です。  スタジオでもライブでも…ザ・技巧派☆  最後の曲、スリリングでかっこいいよ~。  ギターの音色は実に美しい。  余分な脂肪分はなく、あっさりとしていて上品で…そうかこれは高級な和食の味だ。 <今日の私> 喉が腫れてきてます。 風邪を引いたら困るんでイソジンでうがい実行! 喉と同時に口内も滅菌じゃーぐわらぐわら。 人気blogランキングへ

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