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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2011/10/12
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カテゴリ:音楽/その他


山田五郎→山
森田美由紀→森


 皆さんこんにちは。「今日は一日プログレ三昧・再び」。ナビゲーターの山田五郎です。
 こんにちは。NHKアナウンサーの森田美由紀です。NHK-FMのスペシャルプログラム、三昧シリーズ。今日は1970年代に一世を風靡したプログレッシヴ・ロックです。
 ということですね。プログレ三昧。前回、去年になりますけども、去年の夏に引き続き、私担当させていただくんですけども。今回はですね、前回よりも3時間短くなって10時間になっておりますので、森田さんも気楽にご参加いただけると思いますが。
 短くて、短くて10時間、なんですね。
 短くて10時間、だいぶつまんでますよこれ。だいぶ無理してますね。もう10時間あっという間ですよ。
 そうですか。
 はい。何しろ1曲が長いですからね。前回も全然足りなかったです。最後までですね、ラジオの前のリスナーの皆さん方とですね、一緒に楽しむというか、一緒に面倒くさいこと言っていきたいと思います。
 はい、よろしくお付き合いください。
 よろしくお願いします。

 プログレッシヴ・ロックと言いますとね、1970年代に一世を風靡したところのプログレッシヴ・ロック、マニアックなファンが多いということなんですけども、森田さんも青春時代はまったクチですか。
 はい。はまりました。
 ああそうですか。
 私はプログレというよりも1970年代に一世を風靡した洋楽ブームにはまりましてね。
 洋楽ブーム…広いですね。
 シカゴですとかデヴィッド・ボウイ、チェイス、ラズベリーズ、スリー・ドッグ・ナイト、ツェッペリンなど…
 何でもありじゃない(笑)。
 ショッキング・ブルー。そういう中である時、たぶん小学校6年生の時だったと思うんですけど、ELPの“ナットロッカー”を聴きまして、
 “くるみ割り人形”。
 はい。これは何だ?というのが。
 「“くるみ割り人形”だ」と。
 こんな“くるみ割り人形”があった。さらにこんな“展覧会の絵”があった。それが入り口で。
 ELP入りですか。
 はい。ELPに入り、キング・クリムゾンにはまり、フォーカスに酔い、という感じですね。
 そうですか。あの…女子の間でも流行ってました?
 流行ってました。
 流行ってました?
 あの頃「トリロジー」、ELPのね、ちょっとお洒落な感じでしたしね。
 そうなんですよね。実はね、実は結構流行ってたんですよ。
 そうなんですよね。決して当時マニアックじゃなかった。
 そんなコアな音楽とも限らなかったですけどね。そんなあたりも含めて追及していければと思います。
 はい。今日は私も知らないバンドですとか、プログレの魅力にたくさん出会える…
 そうか、また困ったとこでね、知らないほど偉いっていう価値観ありますからね。
 ドキドキしながら楽しみにしております。
 はい。
 これから午後10時45分までNHK大阪放送局R3スタジオからの生放送で、とことんプログレッシヴ・ロックを味わっていただきます。
 はい。

 では、今日の…
 “グレート・ディシーヴァー”消えた。
 消えてしまいましたね。この「スターレス・アンド・バイブル・ブラック」流せればよかったんですけどね。
では今日の内容ご紹介してまいりましょう。午後1時頃からはラジオ教養講座「プログレッシヴ・ロックの発展と傾向」と題しまして、音楽評論家の岩本晃市郎さんを講師にお迎えし、多岐にわたって特異な発展を遂げたプログレッシヴ・ロックをわかりやすく解説していただきます。2時頃からお送りするのは「プログレ諸国漫遊・再び」。普段あまり耳にしない国のプログレッシヴ・ロックをお送りいたします。
 いわゆる辺境ものですね。
 はい。これは結構今回びっくりのところからもね、
 そうですか。
 はい。ご紹介できるのではないかと思います。3時過ぎからは「俺たちが裁くプログレ裁判」と題しまして、「プログレッシヴ・ロックとは呼ばれない音楽の中にあるプログレ性とは」。
 難しいテーマですねえ。
 はい。これをテーマに考えてまいります。
 考えていきますか。はい。
 5時頃からはゲストにミスターシリウスこと宮武和広さんをお迎えして、80年代前半に関西地方で起こったプログレッシヴ・ロックについて当事者ならではの視点で語っていただきます。
 そうなんですよね。今回はNHK大阪放送局からお送りしておりますからね。やっぱりそういう大阪ならではのということで、関西プログレ・シーン語っていきたいと思います。
そして午後6時50分から7時20分まではお知らせとニュースのために番組は一時お休みさせていただきます。
 はい。7時20分からはまず、キャラヴァン、マッチング・モール、キャメルというそうそうたるバンドを渡り歩いたキーボード・プレーヤーのデイヴ・シンクレアさんにカンタベリー・ロックの秘話の数々を伺います。
 そうなんです。デイヴィッド・シンクレアさんご本人がこのスタジオにいらっしゃってくださいますから。
 そうなんです。
 電話取材とかじゃないですからね。
 はい。
 訳あってこちらにいらっしゃいます。
 はい。
 そして7時50分頃からは、これを楽しみにしている方も多いでしょう、そのデイヴィッド・シンクレアさんのライブですね。この日限りのスペシャル・バンドとともにデイヴさんが書かれた名曲の数々をたっぷり聴かせてもらいます。森田さんバンドのメンバーをちょっと紹介してください。
 はい。ギターには羅針盤やROVOで活躍する関西のロック・シーンの重鎮、山本精一さん、ヴォーカルにザバダックで活動後、映画音楽なども手掛ける上野洋子さん、ベースにクラムボンのミトさん、ドラムスにアイン・ソフの富家大器さん、そしてもちろんキーボードがデイヴ・シンクレアさん。
 これすごいメンバーですね。このメンバーでのこの演奏っていうのはもうないと思います。本当に一期一会の機会だと思うんで楽しみにしていただきたいんですがね。
番組ではリスナーの皆さんからのリクエスト、そして出演者へのメッセージや質問、プログレへの思い入れなどを大募集しております。
 ファックスは06-6937-3467。パソコンや携帯電話をお使いの場合は番組のウェブサイト、www.nhk..or.jp./zanmai/のメールフォームからお送りください。リクエストは午後7時まで、メッセージは番組終了直前まで受け付けています。また番組ウェブサイトでは刻一刻と変化するスタジオの様子や、
 刻一刻と弱っていく我々の様子です。
 そうなんです。オンエアした曲目をリアルタイムで更新していきます。公式ツイッターアカウントも設定しています。こちらでもリアルタイムで呟いていきますよ。nhk_progressiveというアカウントをフォローしてみてください。ハッシュタグは#nhkfmprogです。番組ウェブサイトからもリンクが貼ってありますのでご覧ください。
 はい。それではさっそくですが最初の1曲目参りましょうかね。今をさかのぼることちょうど40年前になりますね。このアルバムが日本に登場した時にプログレッシヴ・ロックの道が切り開かれたとも言われております。これ、あえて曲名は申しません。まずはたっぷり聴いていただきましょう。

01. Atom Heart Mother(邦題:原子心母) / PINK FLOYD


 はい、いきなり大曲。
 来ましたね。
 お送りしました。ピンク・フロイド“原子心母”、“アトム・ハート・マザー”ですね。ちょうど今年日本盤発売で40周年ということでね、お送りいたしました。みんな頭何が来るかってね、考えてたと思うんですよ。去年はイエスの“危機”から入ったんですけども、今年はピンク・フロイド“原子心母”から入りました。
 リクエストもたくさんいただいてます。宮崎県の女性、起きがけトーストさんから。「いい曲がいっぱいあってリクエストに悩みましたが“原子心母”にします。フロイドの音には飛ばされっぱなしです。特にこの曲はどこかに連れて行ってくれるフロイドの魅力が詰まっています。フロイドの音には気だるい夏の夕方が一番似合うような気がします」。
 私もこの特にこの“原子心母”は完全に夏のイメージなんですよ。
 そうですか。で、この方はね、「秋にラジオから流れてくるフロイドもきっと素晴らしい体験になるのかな」。ということで。どうでしたでしょうね。
 あーもう今日暑いですからね。その通りかと思います。
 それから愛媛県の男性、ソルジャヘッドさん。「PF、ピンク・フロイドがオープニングを飾るのは明らか」。
 明らかなんだ。
 はい。「3・11震災後やるせない気持ちで音楽なんて聴く気にもならなかったんですが、救ってくれたのは“アトム・ハート・マザー”。のっけからすごい選曲だな思うんですがいかかでしょう。再びなんだからあっと言わせましょう」。ということです。
 はい、わかりました。頑張ります。
 富山県の男性、真空管アンプで聴くFMファン。リクエスト曲でBBC録音バージョンのリクエストだったんですけども、「リクエスト曲は以前に渋谷陽一さんの番組で流れていました。通常のバージョンより熱気ある演奏で思わず聴き入ってしまいました。会社帰りの車の中でしたが家に着いても曲が終わるまで聴き続けました。スタンディングオベーションでは自分もそこにいるかのような臨場感に浸りました」。最後にもうひと方、鳥取県女性27歳。
 お! はい。
 松ぼっくりさん。「年上の世代が得意げに語る、ラジオから片面全部流れてきたという話ですが、後追いの私にとっては自慢にしか聞こえません。私もぜひ体験してみたいです。プログレの魅力は極端なことだと思います。この曲が全部流れるのも極端なプログレ体験のひとつになると思います」。はい、どうでしたでしょうね。
 必ずオヤジは言いますからね。「A面全部一曲だ」って。
 それから男性26歳、牛さん。今回ぜひお願いします。ジャケットそのものですかね。
 ジャケットがそうですからね、はい。
 愛知県の男性、エア指揮者さん。「リクエストとは無関係ですが、1曲目から長い曲でさすがNHK。この曲最近の民放ではかかりません。ところでこのピンク・フロイドの“原子心母”は「げんししんぼ」と呼ばれていますが、本当のところ「げんしこころはは」と呼ぶのが正解なのでは、と昔から思っていますがいかがでしょう」。という…
 「ATOM HEART MOTHER」だから?
 どうなですかね。ということで結構たくさんリクエストいただきました。ありがとうごさいます。
 ありがとうございます。




続く。





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Last updated  2011/10/26 09:57:03 PM
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