カテゴリ:音楽/その他
続き。 山田五郎→山 森田美由紀→森 岩本晃市郎→岩 森 では貴志さんのフェイヴァリット・バンドの1つジェネシスをお聴きいただきたいと思いましす、はい。 岩 来ましたね。 山 ジェネシスね、これは何をかけるかで大変なことになりますよね。 岩 もうありすぎてねジェネシスは。 森 これは本当大変なんですけど、リクエストからご紹介させていただきます。 東京の男性、キノモトレールさん。「この曲が収録された『フォックストロット』というアルバムのレコード・ジャケットを初めて見た時、あまりにも凝っているのでジャケットデザインから惚れ込んでしまい」、 岩 ポール・ホワイトヘッドですね。 森 「LPのA面に針を落とすといきなりこの曲が流れ出すので度肝を抜かれたことを思い出します」。 それから大阪府の女性。キミーさんっていうんでしょうかね。「山田さん森田さん、楽しく拝聴しております。ELPいっぱいかかって嬉しすぎました。そして当時はあまり日本に情報が入ってこなかったジェネシス。ぜひ1曲お願いします。長丁場頑張ってください」。 やはり「長丁場頑張ってください」ということでジェネシスにリクエストいただきました。山形県男性、スズキコウイチさん。そして兵庫県22歳の女性、ワサビさんからもリクエストを。 岩 22歳の女性ですか。 森 そうです、いただいています。ではお送りしましょう。ジェネシス72年のアルバム「フォックストロット」から“ウォッチャー・オブ・ザ・スカイズ”。 42. Watcher Of The Skies / GENESIS ![]() 森 ジェネシス72年のアルバム「フォックストロット」から“ウォッチャー・オブ・ザ・スカイズ”お聴きいただきました。この曲で来ましたね。 山 ジェネシス好きの人はね、アルバムでいうと「フォックストロット」好きが多いんですよね。 岩 確かに多いですね。僕はその前のアルバムとか、(山:僕もそうなんですよ)「ナーサリー・クライム」ね、「ミュージカル・ボックス」の。あとはその次の「月影の騎士」。 山 僕その2枚が好きなんですけど、でもジェネシス好きは「フォックストロット」って言いますね。 宮 ああ、ベストがね。 岩 やっぱこの“ウォッチャー・オブ・ザ・スカイズ”の先、最初に出てくるメロトロンの洪水みたい。“ガーッ”。これがもうたまらないって人多いですよね。 山 なるほどね。 森 この72年、この頃のジェネシスっていうのはメンバーとしても? 岩 そうですね、黄金期… 山 黄金期でしょうね。全員揃ってますよね。 岩 マイク・ラザフォード、トニー・バンクス、ピーター・ゲイブリエル、フィル・コリンズ、えーともう1人…スティーヴ・ハケット。全員揃ってますね。 森 これ女子のプログレ好きにとってはこの、72…このくらいからジェネシスを知ってるっていう人が多いような気がするんですけど、もうちょっとポップな感じに変わっていくくらいの。あまり前の方… 山 いや、この頃に私らがいた高校あたりでは「ジェネシスはみんないい学校。フィル・コリンズ以外はみんないい学校。パブリック・スクールに行ってる」みたいな、変な人気の出方がしてましたよ。 森 そういう人気もあったんですね。 山 ええとこの子だよって言って。 岩 ジェネシスって日本で紹介されるのが比較的遅くて、リアルタイムじゃなかったんですよね。それもあると思います。だからプログレのバンドっていうと、例えば4大バンドとかって言うと入らなかったりするんですよね。 森 ですから今あのジャケットなんか見て、「あ、こんなジャケットで出してたんだ」っていう。 山 あと80年代にビッグヒットが出ちゃって、その印象で知ってる若い人やなんかもいる。 岩 そうなんですよね。だから3人になった、結局はね。 山 「そして3人が残った」。 岩 そしてドラムスのフィル・コリンズがフロントに立ってヴォーカルを取って、彼の好きだったモータウン・ベースのポップ・プログレになって。 山 全然全然違うものになっちゃった。 岩 そう、それがアメリカで売れたために大ヒットしました。 だからプログレの…そうですね、40代後半から50代のファンは「ブロードウェイ」、75年の「月影のブロードウェイ」ってピーター・ゲイブリエルが辞める前までのアルバムか、その2つ次のスティーヴ・ハケットが抜ける前の4人のジェネシスあたりまでは聴くんですよ。 でも僕80年っていうと、ちょっと意見が分かれると思いますね。 山 フィル・コリンズがいいか、是か非かと言われるところですけどね。 岩 これはね。そうなんですよ。 続く。
Last updated
2011/10/18 01:56:24 PM
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