カテゴリ:音楽/その他
続き。 山田五郎→山 森田美由紀→森 岩本晃市郎→岩 宮武和広→宮 森 さ、どんどんリクエストにお答えしていきましょうか。 山 こちらリクエストいただいております。何とですね、埼玉県男性44歳、諏訪敦さん。画家の。 森 なんと画家の! 岩 おおー! 山 はい、リアリズムの画家の。「森田さん、先日の日曜美術館の収録では助けていただいてありがとうございました」。 森 こちらこそありがとうございました。 山 「そして打ち上げ楽しかったです」。いいなー日曜美術館って打ち上げあるんだー? 森 いや、時々ですけどね。 山&岩&宮 (笑) 山 「プログレ縁戚ということでケイト・ブッシュ“サット・イン・ユア・ラップ”をお願いしたいんですが、『プログレじゃねーじゃん』ということでしたらラッシュの“YYZ”をお願いします」。ということですね。 まあケイト・ブッシュ、僕好きですけどね、「プログレじゃねーじゃん」と言われればそうなんでラッシュの…行きましょうかね。 森 ラッシュの方でね。諏訪さんどうもリクエストありがとうございました。 山 諏訪さんもお好きなんですね。 森 ラッシュにはリクエストほかにもいただいています。茨城県男性、ラッチュさん。「ロック寄りから見たナンバーワン・バンドの曲はどれもお勧めだけど、イントロの変拍子でこの曲をリクエストします。ぜひ来日を呼び掛けてください」。 それから京都府の21歳男性、ロッキーバルモアさん。「変態的なドラムソロがたまらないです。11日は大学サボって「三昧」に専念します」。 山 大学休みじゃねーの? あ、11日…明日か。 森 そして山口県16歳男性、 山 16歳男性ラッシュ来ました!? 森 デスレボさん。「一言『好きだ』」。ということですね。 岩 若返りましたねずいぶん。 森 ずいぶん若返りましたねえ。 山 若返りましたねえ。呼んでくださいよ岩本さん、ラッシュ。 岩 ねえ? どうなんですかねえ。噂はあるんですけどね、なかなか来日しませんね。もう残るところラッシュぐらいじゃないですか? 日本に来てないというか。 森 今度お聴きいただくのはライブのハイライトのインスト曲の“YYZ”という曲なんですけど、今回お聴きいただくのは2002年のリオデジャネイロのライブ盤なんですね。 インストにもかかわらず4万人のお客さんが大合唱をしたっていうんですけど、これはどういうシーンだったんでしょうね? 岩 聴きたいですね。ちょっとね。 山 リオね。またブラジルがね、プログレが盛んな国なんですよね、なんでか。 岩 そうなんですよ、最近ね。そうなんですよ。 森 ではお聴きください。ラッシュ2003年のアルバム「ラッシュ・ライヴ・イン・リオ」から“YYZ”。 43. YYZ [LIVE] / RUSH 森 「ラッシュ・ライヴ・イン・リオ」から“YYZ”。確かにインストなのにお客さん歌ってましたね。 宮 歌ってましたね~。 山 どえらい盛り上がりぶりですね。 森 凄いコンサートだったんでしょうね。 山 凄いなあ。日本が世界一プログレに熱い国かと思ってましたけど、ブラジル侮れないですね。 岩 侮れないですね、ブラジルもね。 森 リクエスト続けていきます。スラップ・ハッピーにいただいてるんですが、スラップ・ハッピー…? 岩 ポップでちょっとアヴァンギャルドでいい感じのバンドなんですけどね、アンソニー・ムーアとピーター・ブレグヴァド、そしてダグマー・クラウゼがいるんですね。 山 ダグマー・クラウゼがいますか。 岩 ダグマー・クラウゼというと! 山 言うとですよ。これ何? ダグマー・クラウゼと付き合ってたっちゅうことでいいんですか? 岩 じゃないでしょうかね、という。どうなんでしょうか。深いところまではわからない。 山 僕もこのスラップ・ハッピー詳しくないんですけどもね。 森 奈良県の35歳の男性、 山 ドイツで活動してたバンドなんですけども。 森 ボギーあんたの時代は良かったのかさんからいただいているんですけども、「書き割りのようなデカダンス。残酷な歌詞。そして無表情で美しい歌。スラップ・ハッピーの世界は真剣なのか、騙してやろうというへそ曲がりな世界なのか謎のままにしておきたくなります」。加藤登紀子さんがこの曲をカバーしているそうですが、どんな意図だったんでしょうね? 山 加藤登紀子さんはね、結構いろんな曲カバーしていらっしゃるんですよ。クルト・ワイルとかの曲もえらい初期にしてらっしゃるんですよね。ダグマー・クラウゼつながりでのカバーだと思いますけどもね。 岩 ピーター・ブレグヴァドって人はあとXTCのメンバーとコラボレーションしたりとか、いいソングライターなんですけどね。それが巧い具合にアヴァンギャルド混じっているというか。そういう印象がありますね。 森 ではお聴きいただきましょう。スラップ・ハッピー「アクナルバサック・ヌーム」から“カサブランカ・ムーン”。 44. Casablanca Moon / SLAPP HAPPY ![]() 森 スラップ・ハッピーで“カサブランカ・ムーン”。加藤登紀子さん…歌いそうですね。 山 カバーしますわ。加藤登紀子さん歌いますわ。あー、ダグマー・クラウゼですねやっぱりね。なるほどなるほど。 森 こういう曲だったんですね。 さあ…では前半最後のリクエストになりました。ご紹介しましょう。 兵庫県32歳男性のコイさんからいただきました。ホストソナテン“シーズンズ・オーヴァーチュア”にいただいているんですが、「長いけど素晴らしいです。泣けます」。 岩 そうですね。このグループっていうのはファビオ・ズッファンティっていう人がいまして、この人がホストソナテンとマスケラ・ディ・チェラ、フィニステーレといういろんなバンドをやっているんですよね。 山 イタリアの? 岩 イタリアの、はい。70年代のイタリアの音楽を現代にこう、蘇らせるみたいなコンセプトで10年をかけてですね、春夏秋冬をテーマにアルバムを作ったんですね。 山 なるほどね。 森 長いアルバムなんですか? 岩 そうですね。長いです。はい。 森 ではお聴きください。ホストソナテン2011年発表の「サマー・イヴ」から“シーズンズ・オーヴァーチュア”。 45. Season's Overture / HOSTSONATEN ![]() 森 ホストソナテン“シーズンズ・オーヴァーチュア”。四季をテーマにした超大作の一部ですよね。 岩 そうですね。演奏時間は全部で3時間40分というですね、長い…10年をかけて作りましたね。4枚のアルバムなんですけども、それつながっていまして。それ全部聴けるというのはDVDだけなんですよ。 山 これ今の曲なんですよね? 岩 今です! 山 えっらい昔っぽい。 岩 そうですね。それはもう逆に凄いなと思いますね。 森 番組もいよいよ前半が終わりますよ。 山 やっぱりほらあっという間じゃないですか、森田さん。 森 ねえ、本当に。リクエスト間もなく7時で締め切らせていただきますが、プログレへの想いや出演者のメッセージは番組終了まで受け付けます。ファックス…(略) ここでリスナーの皆さんからのメッセージご紹介しましょう。 50代の女性、ヨンキチさん。「体育の日をぶっ飛ばせ的なインドア企画痺れます。プログレ・ファンだと思わずにこの年まで来ましたが、結構好きだったみたい。ライブ楽しみにしています」。 そして北海道39歳の女性、胃袋番長さん。「素晴らしい。真昼間からNHKでプログレ聴けるとは思いませんでした。おかげさまで夕飯の支度がはかどりました。プログレ聴きながらの肉じゃがやらきんぴら作りはなんとも言えず。ありがとうございました」。 山 どんな味になるんでしょうねえ。 岩 プログレ風味ですよね(笑)。 森 そしてゲストの宮武和広さんにもメッセージいただいています。 大阪府37歳男性、ケーエスワイさん。「関西プログレのお話興味深くお聴きしました。というか、宮武さんトーク面白すぎです。ジャパグレが好きなので、ブラック・ペイジとかページェントがかかって嬉しいです。大満足です。ありがとうございました」。ということで、宮武さんとはここでお別れなんですが、リスナーの方にメッセージをお願いいたします。 宮 そうですね、少しだけお時間いただいて…先ほど言い残したことなんですが。 僕20年経ってこうやって出させていただくこと凄いありがたいし、皆さんにこうやって選んでいただけること、それはおそらく僕が当時やっていたプログレの向きあい方、スタンスっていうのが今もそれが支持されてるんじゃないかなと思ってます。それだけちょっと最後に言わせてください。 プログレっていうのはすべてのジャンルの中でプログレだけが唯一形がないもんだと僕は思ってます。明らかに異質ですよね。音楽ジャンルの中で唯一形がなくて真っ白なカンバスです。真っ白のカンバスの上に様々なジャンルの本質を引っ張ってきて、そこにパレットを作って。で、様々な彩と美意識と格別な遊び心でそこに良質のパロディアートを描きあげる。僕はそれがプログレだと思ってます。 だから聴くだけじゃなくて、見るプログレ読むプログレ食するプログレ感じるプログレ演じるプログレ生きるプログレすべてにおいてプログレがありますから。 僕も音楽はやめちゃいましたけども、生涯プログレ魂は貫きます。皆さんも一緒に生涯豊かでユニークな人生を送っていただきたいと思います。 森 はい、宮武さんありがとうございました。 山&岩 ありがとうございました。 森 この後6時50分からはお知らせ・ニュースを挟んで7時20分から再開します。皆さんお待ちかねのデイヴ・シンクレアさんのスペシャル・ライブもありますのでご期待ください。 山 それではまた後ほど。宮武さんどうも本当ありがとうございました。 森&岩 ありがとうございました。 宮 ありがとうございます! 森 どうもお疲れ様でした。 山 お疲れさまでした。 続く。
Last updated
2011/10/18 02:11:22 PM
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