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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2011/10/18
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カテゴリ:音楽/その他

続き。


山田五郎→山
森田美由紀→森
岩本晃市郎→岩
デイヴ・シンクレア→デ



山 はい、後半戦に突入いたしました「今日は一日プログレ三昧・再び」。ナビゲーターの山田五郎です。
森 NHKアナウンサーの森田美由紀です。そして音楽評論家の岩本晃市郎さんです。
岩 こんばんは。
森&山 よろしくお願いいたします。
森 この番組12時15分から始まったんですよね。
山 先ほど30分お知らせをいただいて、その間トイレが大混雑でございました。
森 今日は10時45分まで続けます。
リクエストは先ほど7時で締め切らせていただいてますけれども、出演者へのメッセージ、プログレへの思い入れなどは大募集しております。ファックスは…(略)


(※デイヴ・シンクレア発言(通訳さん)の書き取りは少し手を加えています)

山 さて、スタジオには素晴らしいゲストをお迎えしております。デイヴ・シンクレアさんでございます。
デ (英語で挨拶)
山 通訳は山上久美子さんにお願いいたします。よろしくお願いいたします。
森 よろしくお願いいたします。
山 これからはデイヴさんの個人的なカンタベリー・ロック史とでもいうべきテーマでお送りいたしていきます。
デイヴさんは本格的なバンド活動というのはいつ頃から?
デ 実は1966年にベースのプレーヤーとしてワイルド・フラワーズに入りました。それからプログレスしていってキーボード奏者になりました。
山 ワイルド・フラワーズと言いますとね、まさにカンタベリー・ツリーズの原点と言われるバンドですけども。
デ (※英語でYes, that’s rightみたいなこと言っている)
山 そこからソフト・マシーンとかキャラヴァンが。
デ ワイルド・フラワーズを母体として様々なグループに分かれていきましたが、中でも一番有名なのはソフト・マシーンとキャラヴァンだと思います。
山 デイヴさんが加入した時のワイルド・フラワーズのメンバーというと?
デ ブライアン・ホッパー、ヒュー・ホッパー、ロバート・ワイアット、パイ・ヘイスティングス、リチャード・コーフラン…でしたかね、それぐらいだと思います。
ロバート・ワイアットは1964年に発足した時からの一番最初のメンバーです。作った時からのメンバーだということですね。
山 もうほぼそれはキャラヴァンのメンバー?
デ 最終的には1967年には5人が残っていました。それから分裂して私の従兄弟であるリチャード・シンクレアが入ってきました。
山 キャラヴァンっていうバンド名はどこから?
デ そもそもはパイのアイデアなんです。パイ・ヘイスティングスは非常に面白いことを考えつくのが上手な人で、とても変わった名前というのも出してくる人で。砂漠のキャラヴァン、あと音楽のキャラヴァン。曲のキャラヴァンからもイメージしているんですが、その砂漠のキャラヴァン隊なんかでも人が出入り自由って言いますか、様々な人が入ってきてはまた去っていく。
音楽界にもそういう同じようなものがあってもいいんじゃないかなっていうアイデアからキャラヴァンという風に名付けました。
山 カンタベリー・ロックのバンドは人が出たり入ったりが。
デ 私自身も4、5回キャラヴァンを脱退しているんじゃないかと思います。

岩 元々バンドを作る、元々のきっかけはなんだったんですか?
デ ワイルド・フラワーズ時代にはやはりカバーが多かったんです。それで、カバー曲ばっかりやっているのではどうしても面白くないというか。自分の本当の音楽を作りたい。たくさんの創造性も生まれてきた。それならば自分たちの曲を作ろうということでキャラヴァンが生まれました。

山 キャラヴァン当時の思い出としては?
デ 本が書けるぐらいです。
一番の思い出は1974年に最初のアメリカ・ツアーをした時です。なんと51回もフライトして3ヶ月間いろいろな場所を飛び回ってました。
山 そのうち1回はヘリコプターだったっておっしゃってましたけど。アメリカでどうでしたキャラヴァンは? その当時…74年当時。
デ 大盛況でした。本当に幸運なことに快く受け入れられまして、評判もとても良かったんです。非常に嬉しかったですね。初めてのツアーだったにも関わらずアメリカ人はとても優しく、実に寛大に受け入れてくださって。ウェザー・リポートなど有名なミュージシャンとも共演しました。

岩 その頃ってみんなで共同生活? キャラヴァンでは共同生活をしていた?
デ 結成当時は4人だったんですけど、みんなで共同生活をしていました。その後は一緒に暮らすということはなく、みんなバラバラにそれぞれの家で暮らしていました。

岩 ちょっと戻りますけど74年の前に、71年にマッチング・モールを結成してますよね。
デ キャラヴァンは1971年の8月に脱退したのですが、その当時ジョン・マーフィーというギターが非常に巧い男がいましてね。その彼とどうしても曲作りがしたいという大きな野望があったんです。
ですが彼がある時消えてしまったんですよ。と言うのもジョンは結婚してポルトガルに新婚旅行に行ってしまったんです。でも私はどうしても諦めきれなくて、ジョンを追いかけてヒッチハイクで8日間かけてポルトガルに行きまして。トントンってドアを開けたら本当にびっくりされました。
ポルトガルまで追いかけていって数日間はそこに滞在していたのですが、どうやって私の居場所を知ったのかロバート・ワイアットから直にメッセージが届きまして。「今すぐ帰って来い。イギリスでは君が必要なんだから早く帰って来てくれ」と…。そんな感じの流れでマッチング・モールを結成しました。
山 そのマッチング・モールっていう名前なんですけれどもね、ソフト・マシーンがフランス語でマシン・モルと呼ばれてる。それをもじってマッチング・モールという名前を付けたという説がありますけれども、それは本当ですかね?
デ そうです。

山 マッチング・モール時代の思い出は何か?
デ (本人が)マシーン・モル。
私はその時海辺の大きな家に住んでいたんですが、ある日遊びに来たロバートに「君の曲を全部弾いてくれ」と言われましてね。で、弾いているうちに「その曲は何だ?」って凄く気になるらしい曲があって。それがまさに“オー・キャロライン”だったんです。
で、ロバートが「これに新しく詩を付けてもいいか」と言ってきました。
山 ロバート・ワイアットはその…自分が好きだった女性ですか? そのキャロラインさんっていうのは。
デ キャロラインは実在する女性なんです。「インターナショナル・タイムス」っていうちょっとアンダーグラウンド系の新聞社で働いていた女性です。その彼女に向けてのラブソングですね。ミュージシャンというのははみんなラブソングを書くものですが、ロバートもそうでした。

山 ところでデイヴさん、今京都に、日本の京都にお住まいと伺いました。だから今日来ていただくことができたんですけど、どうしてまたその、どんなきっかけで京都に?
デ 実はかなり若い頃から日本にとても興味を持っていました。日本の文化や歴史、日本人というものに非常に興味を持っていたんです。19歳の頃には日本食を作っていたんですよ!
それから1979年にキャメルのワールド・ツアーで初めて来日したわけなんですが、実はその1979年のワールド・ツアーで来た時に一日オフがあったんですね。
その時に大阪から京都に行きまして、竜安寺に行きました。そこでじーっと静かに座っていたら、何だかこう、故郷に帰ってきたような落ち着いた気分になって凄く癒されたんですね。
その後25年経ちまして、また竜安寺に行って同じ所に座ったんです。そしたらここが故郷なんじゃないかなっていう気持ちになりまして。その時に京都に住みたいな、と心から思いました。
山 それでそのまま住んじゃった?
デ 京都に住み始めた最初の頃はもちろん友達は少なかったですけど、日本式にゆっくりゆっくり…ゆっくり友達が増えていきました。
そのあとにドーンと私の世界が広がっていくような感覚を受けまして。音楽を作る際にも非常に多くの新鮮なインスピレーションをもたらしてくれたので、京都という町には本当に感謝いますよ。
今ではあまりにも友達が多すぎて離れられないような感じになっています。
山 京都ではどんな…日本家屋みたいなところにお住まいなんですかね?
デ 和室が一部屋だけあります。
山 これからその京都でどんな作品というものを作っていきたいという風にお考えですか?
デ 新しい音楽は常に作っていますし音作りというのはいつもやっていますが…、今新曲を作っている最中なんです。だから京都で暮らせてラッキーだと思っていますし、毎日の生活は素晴らしくて満ち足りた気分です。日本の皆さんが本当に暖かくサポートしてくださっているので、まるで夢のような日々です。

森 デイヴさんにメッセージをいただいています。
東京都46歳男性、東村山さん。「今日はシンクレアさんのライブが聴けるのはとても嬉しいです。今年の夏に夜行列車に乗って京都のパン屋で行われたライブに行きましたが、こじんまりとしたスペースで行われたライブはとても印象に残りました」。ということです。
デ ヴィンセントという私の友達がとてもおいしいパン屋さんを経営していましてそこにレストランが併設してあるのですが、そこで非常にアットホームな小さなコンサートをしました。穏やかな音楽をやりまして。非常にスピリチュアルと言いますかクラシカルと言いますか、非常に穏やかな空間の中で演奏しました。
実は私の家のすぐ近くに小学校があるのですが、その子供たちのために歌を作ったんです。そのコンサートに子供たちが実際に来て歌ってくれました。本当に最高の思い出です。

森 そしてもう一通いただいております。女性53歳、アイスメロンさん。「今回京都にお住まいのデイヴ・シンクレア氏が番組にゲスト出演すると小耳に挟みましたが本当でしょうか」。
本物でいらっしゃいますよね?
デ はい本物です(笑)。
森 間違いなく本物でいらっしゃいます。せっかくなので彼名義のソロ、「ムーン・オーヴァー・マン」の1曲“ワンダーラスト”をリクエストしたいと思います。この曲のキーボード・ソロのメロディはいかにもデイヴ節で、涙を誘うような響きである思います」。というリクエストをいただいています。
そしてもう1曲、デイヴさんの一番新しいアルバム「ストリーム」から“アイランド”も聴いていただきます。この後デイヴさんにはライブの方にも向かっていきますのでそちらのほうのご準備もよろしくお願いいたします。
デ (英語ではい、わかりました的なことを言っている)
山 もの凄いリハーサルをされてましたよね、僕さっきモニターで拝見していましたけど。昼から何度も。
デ 実を言うとまだまだできるんですよ(笑)。
森 本当にありがとうございました。演奏の方も楽しみにしております。
山 じゃあご準備の方を。
森 そして通訳は山上久美子さん。
全員 どうもありがとうございました。
森 それではデイヴ・シンクレアさんの曲、2曲続けてお聴きください。

46. Wanderlust / DAVE SINCLAIR


47. Island / DAVE SINCLAIR

森 デイヴ・シンクレアさんの“ワンダーラスト”、そして“アイランド”。2曲続けてお聴きただきました。



続く。





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Last updated  2011/10/18 11:38:35 PM
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