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カテゴリ:日記
2021/06/29
大島渚監督 「戦場のメリークリスマス」(1983)観た。 ものすごく久々の鑑賞。 全編鳥肌状態で鑑賞。特に若い子たちにぜひ観て欲しい。 今の子たちの感覚で観たらこれは絶対いいだろうなと思う… おれはこの作品のリアタイ世代。 初めて観た時の軽く百倍は感動した。 初めて観たときは異色のキャストに幻惑され、派手なメディア展開にも踊らされ、落ち着いて鑑賞できていなかったように思う。 今、戦メリはすっかりマスターワークになってるから、落ち着いて観られるようになった。 今まで大島監督作品もそれなりに観てきていることもあって、今回はさらに面白く観られたように思う。 若い子たちにはぜひ観て欲しい。 これを「新作」のように観られる若い子たちがちょっと羨ましい。 今の子たちの感覚で観たらこれは絶対いいだろうなと思う… でも、あの80年代前半の空気と時代の感覚の中で観た公開時の「戦メリ」も凄かったんだよな...デヴィッド・ボウイも教授もたけしも若くて尖っていて、時代の最前線にいた これがなければたけしも教授も映画の方向にいかなかっただろう...こーゆーところが大島監督の凄いところ.... おれは見ている間、「マックス、モン・アムール」と「御法度」のことを何度も思い浮かべた。 「愛のコリーダ」から「御法度」に至るコミュニケーションについての大島作品の流れの中で「戦メリ」を観るのは本当に刺激的で感動的だった。 戦場の収容所という閉鎖空間の男たちのコミュニケーションを描く戦メリ。部屋に閉じこもってひたすら性愛に没頭する男女の究極のコミュニケーションを描く愛のコリーダ。いいカップリングだなあと思う。 4K修復版、美しい! 個人的には「戦メリ」と「御法度」のカップリングもいいなあと思うけど、興行的には圧倒的に「コリーダ」との組み合わせが強いよなあ。 「マックス」の修復版の公開があったらうれしいなあ。おれはマックス、すごく好きな映画なんだよな。 昼メシ いむらや焼きそばシュウマイ1個のせ 放課後用のチャージメシ 放課後、長野高校管弦。この体制ではおれのラスト練習。金鵄祭前ラスト練習。週末の金鵄祭が三年の引退演奏になる。 さみしい。 毎年、この日が超つらい。 でも別れがないと 新しい体制と出会うこともできない... ドボ8のフィナーレ。 音も前に出ていていい感じ。 編成の問題で室内オケ編成でやってきたが、ここにきて本格的大編成のシンフォニーができるようになった。素敵なことだ。 こうなってくると大胆でダイナミックで情熱的な表現も必要だ(ここ何年かあまりやってない表現)。彼らが自分の殻を破って大きく表現できるように手助けして刺激を与えるのがおれの役割なので、もちろん凶暴に煽りまくる(その分、細かいこともめっちゃやるけど)。名大オケは長年こうやって指導してきた。今は長野でこーゆーことができているので、満足してる。 ↓休憩中、討ち死んでいる生徒たち(笑)こんな感じの光景は名大オケでもよく見たな。 猛烈に弾かせていたトルコな部分をppに戻す。ギラつきがちゃんと残っていていい感じだ。 例によって記念撮影しておしまい。 帰宅。夕食。 例によって悲しい酒 サッポロラガーうまいね。 ポークソテーなど お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/07/26 07:16:26 PM
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