|
カテゴリ:科学と技術
●15年ほど前に『超ひも理論と宇宙』(裳華房:吉川圭二著)という本を読んだ。究極の理論としての「超ひも」ということであったが、数式や難しい図がやたら多いので、究極の理論の雰囲気を味わった程度であったかもしれない。
●今回は、先に紹介した『重力とは何か~アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る』著者:大栗博司さんの最新作『大栗先生の超弦理論入門~九次元世界にあった究極の理論』(2013年8月出版)を読んだ。 ●こちらの本は小難しい数式や図はほとんどなく、それでいて超弦理論の現状を素人にも分かってもらえるようにとの意図で書かれている。15年の歳月は超弦理論にとって長足の進歩があったようで、以前にはなかった次のような面白い話が出てくる。 ・弦ではなく膜 ・10次元の超重力理論 ・力の強さが空間の次元を変える ・重力のホログラフィー原理
●この本に次のような不思議な「オイラーの公式」が紹介されている。 1+2+3+4+5+6+7+8+… 無限に足していく =-1/12 ●こんな妙なことって誰も信じないだろうが、中学校レベルの数学によっても証明できる…とのことで、数式の展開を追っていくと、確かにそうなる。(*^_^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 20, 2013 03:25:57 PM
コメント(0) | コメントを書く
[科学と技術] カテゴリの最新記事
|
|