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ドラマ「坂の上の雲」の影響で、最近話題になっている日露戦争時代。 この時代に活躍した乃木将軍は、静子夫人とともに明治天皇の大葬の日に殉死したことで有名ですね。 乃木坂というと、お洒落なスポットというしか印象がなかった私。 お出かけのついでに偶然通りかかったので、立ち寄ってみました。 殉死した乃木希典を祀って建立された乃木神社は、夫妻が自刃した邸宅の隣地にあります。 今でも、当時のまま保存され見学できるようになっていました。 ただし先の地震の影響で修復中のため、現在は立ち入り禁止。 明治に建てられた馬小屋もそのまま。港区指定文化財。 実家の函館には乃木町という町もあり、身近に感じていたのですが。。。 (函館には、幕末や明治に活躍した人たちの名前が町名になっている所がたくさんあります。) 確か私の曽祖父(?)は日露戦争の軍人だったとか。 初めて来てみて、この歳になってやっと初めて来たことが申し訳ない気がしました。 乃木希典氏の神格化には賛否両論あるとしても、日本人が背負ってきた少し前の歴史について、あまりにも無知すぎたな~と思ったのです。 とても簡素な趣きの神社でした。 隣には吉田松陰を祀る祠もありました。(松陰神社は世田谷区や山口県にありますが) 親戚なんだそうですね。なるほど~。 晩年、学習院院長となり、昭和天皇の教育係でもあった乃木氏。 当時の裕仁親王は皇居から車で学習院まで通っていたのを、乃木が徒歩で通学するようにと指導したそうで、裕仁親王もこれに従い、それ以降どんな天候でも歩いて登校するようになったそうです。 日露戦争において、多くの兵を失ったことに自責の念を感じていたという乃木将軍。 殉死したことでイデオロギーの統制に利用されてきた感がありますが、元々自殺願望が強かったという説もありますね。 戦争後遺症のような心的外傷に悩まされていたのかもしれない。 苦しい時代に責任者とされる家系に生まれた者の不幸を誰や知る。。。 戦争で英雄になった人間が人一倍、戦争を悲しんでいたのかも知れないという気もする。 この国の安泰をお祈りしてきました。 PCのキーボードの前を陣取るレナちゃん。 レナ「ママったら、ネットばかりしててつまんニャイ」 はいはい、少し控えめにしなくちゃね~ マイロ君も何か訴えてるみたい ランキングに参加しています。 にほんブログ村 ご訪問ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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