|
テーマ:音楽の巨匠たち(72)
カテゴリ:クラシック物語
シューマンのツヴィッカウの生家 【ロベルト・シューマン ドイツの作曲家 1810年6月8日ツヴィッカウ生まれ、1856年7月29日エンデニヒ没】 近代音楽批評の基礎を作り、名ピアニスト、クララを妻にした 天才でしたが、精神を病み、病院で一生を終えました [シューマン 22才] 手の故障でシューマンのピアニストの夢はついえ 作曲に専念し、評論などの執筆活動も始めます ライプツィッヒ音楽新聞に初めての評論が掲載されました ショパンのことを書きました 「諸君、帽子をとりたまえ、天才だ」と称えたその文章は 無名だったショパンを一躍、有名にしました 父が出版業を営み、物書きとしての才もあった シューマン家にはたくさんの蔵書がありました そんな家庭環境の中で、シューマンの音楽雑誌の編集の 手腕や文才が養われたのでしょう [シューマン 23才] 作曲家と音楽評論家の道を歩み始めたシューマンは 秋に最初のメランコリーの発作に見舞われます 自殺衝動に駆られた彼は、下宿を5階から2階に 移したというエピソードも残っています しかし彼の場合は、不安な精神と積極的な行動が 一体となって動いていきます 筆によって、真の芸術の擁護をしたいと、 新しい音楽雑誌の創刊に力を注ぎ始めました [シューマン 24才] 『音楽新時報』という雑誌を創刊、 その後10年間、事実上彼は編集長兼主筆として活躍します この雑誌は世紀を超えて現在まで存続しています *************************************************************** 新作CD「マーメイド伝説・スペシャル版CD」大好評通販中 HPで視聴できます ご希望の方は直筆サイン入りでお送りします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[クラシック物語] カテゴリの最新記事
|