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テーマ:音楽の巨匠たち(72)
カテゴリ:クラシック物語
【ヨハネス・ブラームス ドイツの作曲家 1833年5月7日ハンブルク生まれ、1897年4月3日ウィーン没】 シューマンの妻クララを支え続けた音楽家 [クラリネット五重奏曲] 58才作曲 聴くと寂しくなる曲なのですが、 孤独を感じた時や何かを考える時に聴くといい曲です 全体に漂う淋しげな雰囲気が、同質の原理的な魅力があります 数あるクラリネット五重奏曲の中でも モーツァルトと共に人気の高い名曲です 知り合ったクラリネット奏者に刺激されて書かれました この時期、ブラームスはすでにブレスラウ大学をはじめ、 プロイセン国王、オーストリア皇帝などから名誉学位や勲章を受け 故郷ハンブルグ市では名誉市民になっていました 社会的には充分ともいえる地位を手にいれていましたが、 両親はすでに亡く、忍び寄る老いや病気に対する不安から 精神的には弱気となり、実は遺言書を書いていた そんな心の反映がこの曲にあるのかも知れません [ブラームス 64才] 親しくしていた友人達が次つぎとこの世を去っていく中 彼も肝臓がんに冒されました 追い討ちをかけるようなクララの死 この1896年に、聖書の言葉を歌詞とする 「4つの厳粛な歌」を書いています 翌年4月、クララの死から1年もたたないうちに 彼はこの世を去りました 享年64才 その遺体は、盛大な葬儀のもとウィーン中央墓地の ベートーヴェンとシューベルトの近くに葬られました *************************************************************** イベントでのハープ演奏を、お気軽にお声がけ下さいネ 新作CD「マーメイド伝説・スペシャル版CD」大好評通販中 ご希望の方は直筆サイン入りでお送りします HPで視聴できます♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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