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カテゴリ:クラシック物語
ピュートル・チャイコフスキー ロシアの作曲家 1840年5月7日ヴィトキンスク生~ 189311月6日サンクトペテルブルグ没 交響曲第六番 ロ短調「悲愴」 53才作曲 チャイコフスキーが、「この交響曲の核心は人生です」と語り、 しばしば涙にくれながら筆を進めたという≪悲愴交響曲≫は その深い悲しみとともにロマンティックで美しい旋律によって 広く親しまれています 1893年10月28日にチャイコフスキー自身の指揮で 初演された時には、期待していたような成功は得られず、 その数日後、生水を飲んだのが原因でコレラにかかり 11月6日に53歳の生涯を閉じてしまいました 作曲者の死の直後にこの曲がペテルブルグで演奏された時には 人々の間から感に耐えぬようにすすり泣く声が聞こえたといいます 「悲愴」というタイトルは初演の後、 文学者の弟モデストが、その曲のイメージから付けたものです この交響曲には、長年にわたる経済的なパトロンであり 心の支えでもあったメック夫人から 突然援助を打ち切られた、チャイコフスキーの苦悩と孤独が、 大きな影を落としているようにも感じられます メック夫人も、チャイコフスキーの死のわずか3ヶ月後に、 その後を追うように亡くなっています ♪「マーメイド伝説」 ♪47strings♪My space♪癒しのライブ ♪講演.com お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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