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カテゴリ:クラシック物語
リムスキー=コルサコフ Rimsky-Korsakov 1844年3月18日 - 1908年6月21日 ロシアの作曲家 ロシア五人組の一人です (バラキレフ、ムソルグスキー、キュイ、リムスキー=コルサコフ、 ボロディン)チャイコフスキーと同時代の作曲家です 軍人貴族の家庭に生まれ、幼児期より楽才を顕しますが 12歳でサンクトペテルブルクの海軍兵学校に入学し ロシア海軍に進んで艦隊による海外遠征も体験しました 15才からピアノを始め、17才の時にバラキレフと出会って、 ようやく真剣に作曲に打ち込むようになります バラキレフは、リムスキー=コルサコフが航海演習のない時に 作曲の指導をして、励ましてくれました バラキレフとの出会いによって 後の「五人組」の同人となる他の作曲家とも面識を得ました 交響組曲≪シェエラザード≫ 44歳の時に作曲した彼の代表作です この曲のタイトルとなっている「シェエラザード」は アラビア文学を代表する「アラビアン・ナイト(千夜一夜物語)」 に出てくるヒロインの女性の名前です コルサコフは総譜の序文に次のように書いています 『シャリアール王は、女を虚偽と不実のかたまりだと信じて 妻に迎えた女をことごとく、 初夜を過ごした後に殺してしまおうと誓いました しかし、王妃になったシェラザードは、毎夜、 王に興味のある物語を聞かせ、千一夜のあいだ命をながらえました 王はその話のおもしろさにひかれて、妻を殺すことを1日1日と延ばし、 ついにむごい決心をすててしまいました 王妃シェエラザードがシャリアール王に語ったのは 世にも不思議な物語りばかりで 彼女はそのなかに、詩人たちの詩句や、民謡の歌詞をおりまぜて いっそうおもしろいものにしたのです』 シャリアール王のテーマと、 美しいハープの伴奏に乗って甘美な独奏ヴァイオリンで演奏される シェエラザードのテーマが全楽章を通じて出現し 不思議な物語の気分をよく表現しています 第1楽章 海のシンドバッドの船 第2楽章 カレンダー王子の物語 第3楽章 若い王子と王女 第4楽章 バグダッドの祭り。海。船は青銅の騎士のある岩で難破。終曲 1day 1click thank you ! ブログランキングに参加中 応援ありがとうございます 音楽人気急上昇ランキング人気blogランキング 「マーメイド伝説」CD試聴 47stringsMy space癒しのライブ 公演.com お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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