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カテゴリ:モータースポーツ
F1も2戦が消化して、なかなか面白いスタートとなりました。
やはり「トラクションコントロール(以下、TCS)」がなくなったことが確実に面白みにつながっていることは言うまでもありません。 でも、TCSってコーナーの立ち上がりでドライバーがアクセルを開けたときにリアの空転を制御し、加速させる装置ですよね。 でも、レースを見ているとアクセルオンでなくブレーキングタイミングでスピンが始まるケースを多々見ます。 アナウンサーはTCSがなくなったからと言っていますが、理論的に合致しない!! これが、ここ最近の疑問で、なんかしっくりこなかったのですが、遂に謎が解明できました。 上記症状の原因は、TCSが禁止になったことに連動してエンジンブレーキコントロール(以下、EBC)がなくなったことが直接的に影響しているようです。 通常、急にアクセル離すとエンブレが利き過ぎてリアタイヤがロックするのですが、それを防止していたのがこのEBCなのです。 機能的にはEBCはTCSを逆転で使うというサブセット的な機能のため、TCSがなくなったことによりEBCがなくなったわけです。 その結果、今年のF1マシンは急激なアクセルオフでリアがロックしてしまうため、ミスをするとテールが流れカウンター気味にコーナーに入らないといけなくなるのです。 失敗するとそのままコースアウトってことですよね!! 謎が解明したので、ちょっとすっきりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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