「エリア１１の抵抗運動が、他のエリアに比べて格段に激しいのは、日本が余力を残したまま降伏したからだ。厳島の奇跡という夢の続きを見せないままに」
「私のせいだと...？」
「そうだ。人々は奇跡という幻想を抱いている。だからこそ、リフレインが蔓延しているのではないのか？」
「.........」
藤堂も少しは感じていたのか、目線を落とす。
十分に戦えた事実がある、だが日本は降伏という選択をした。
それでも、戦えたという結果が民衆に根付いていた。
「足掻け藤堂！最後まで見っとも無く足掻いて、そして死んでゆけ！奇跡の藤堂と言う名前がズタボロになるまで」
「そうして初めて日本人は、敗戦を受け入れられると？」
「民衆の為にこそ、それが必要だ。もっとも、私は正夢にしてしまうだろがな。」
ゼロのトドメの言葉に、藤堂は新たな生きる道を見出すのだった。
そんな事態が起こっているとも知らず、落成式に参加しているユーフェミア。
大賞を決める最後のイベントを迎えていた。
係りの者に勧められた絵を目の前に、決められずにいた。自分で良いと思ったものが他にあるというのに、偽ってしまうのか...。
チョウフ奇襲作戦は、終盤を迎えていた。藤堂を救出したゼロは、四聖剣と合流。
合流の際についてきたトラックには、藤堂専用ゲッカが乗せられていた。藤堂は早速搭乗し、残存兵力を壊滅に作戦を移す。
だがその前に、ランスロットが立ちはだかるのだった。
ユーフェミアは、時間が経っても大賞を選べずにいた。
するとチョウフの事件を知ったマスコミが騒ぎ出したのだった。
新型による多勢に無勢の攻撃。
一騎当千並の力を持つランスロットですら、敵に決定打を与えることもできずにいた。
「あらぁ...、すごいじゃない敵の新型。でもセシル君。結果論だけどウチの移動手段が、ランスロットのトレーラのみってのはラッキーだよね」
「予算を全部ランスロットのみに回したからですよね...結果的に...」
戦い見て敵の新型が量産されている件と、自分達の実情を比べ皮肉混じりに言った。
逆にラクシャータは、一機で７機と渡り合っているランスロットを見て何か思う節があったようだ。この戦いは、ユーフェミアがいる美術館でもリアルタイムで中継され、
互いに互角の状況、藤堂はゼロに作戦指揮を任せる。
ゼロは既に、ランスロットの弱点を見抜いていた。
全てがピンポイントで当っていく、そして追い詰めた先で藤堂の三段突きがランスロットのコックピット上部に突き刺さる。ランスロットが交わしたことで、直撃は避けられたものの、藤堂は刀を振り切った。コックピット上部が破壊され、さらけ出されたコックピットからはスザク...。
それを見たもの全てが驚愕した、藤堂・カレン・ルルーシュは敵としての再会に。
ルルーシュの頭の中に、今まで邪魔してきた白冑（ランスロット）の記憶がフラッシュバックする。憎い敵が一番の親友だった...。
この模様は当然、美術館のいたマスコミもユーフェミアにも知れ渡った。
中継を阻止しようとしたダールトン。しかしユーフェミアは、最後まで見届けたいと中継を続けさせる。
パイロットがスザクト知った藤堂は、ランスロットに接近し、コックピットを開く。そして直接言葉を交える。かつての師匠と弟子、道は分かれた互いに貫くものは違う。
だからこそ、藤堂は自分の敵になることを勧めるのだった。
それはゼロに言われるまで、うちに秘め自分ですら口にできなかった言葉だった。
困惑するルルーシュは、カレンの応答も耳にはいらずにいた。
ゼロが指揮をしない状況に、勢いをつけた四聖剣が単独でランスロットに襲い掛かる。
しかしロイドの指示で、スザクはランスロットのハーケンブースターを解除し、四聖剣の刀を弾く事に成功する。これにより四聖剣は陣形を崩され、必殺技を封じられる。さらに一機がダメージを受けてしまう。それでも尚、ランスロットに戦いを仕掛ける四聖剣だったが、ゼロの一言で撤収するのだった。
ゼロの言うことを聞かない四聖剣だったが、時期をよくして敵の増援が到着。
結果的に、ランスロット＜スザク＞を撃墜せずには済むのだった。
一連の戦いを見ていたユーフェミア、スザクと面識のあるユーフェミアは自分のことのように褒めていた。けれども、マスコミからは批判の声が飛び交っていた。
それを聞いたユーフェミアは、感情を抑えきれずマスコミに対して語尾を強めて言うのだった。スザクが自分の騎士だと。
無事に帰還したルルーシュだったが、あまりにも信じられない事実を受け入れずにいた。
無頼改のコックピットに閉じこもったまま、ただ笑うことしかできなかった。
ナナリーの騎士にしようとしたスザクが...憎き敵だったのだから...。
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う～ん。面白かったですね。
新型機ゲッカいいですね～
今回は騎士ということで、実はスザクが主人公。
ユーフェミアの騎士選び、ルルーシュのナナリーの騎士推薦。
さらにユーフェミアが絵を選ぶシーンと、騎士選びを掛け合わせた内容でした。
自分で良いと思ったものを選べない、何もかも指示されるがままって感じで。
それにイレブンが差別されることを良く思っていないから、最後に唐突ですが言っちゃいましたねｗ
逆に、仲間フラグ？かなと思いました。
どちらかといえば、ルルーシュに考えが似ているユーフェミア。
スザクがその側にいるということは、ユーフェミアを引き込めばこっちのもんに？ｗ
まぁどうなるのやらｗ
そして藤堂・四聖剣が遂に仲間にｗ
やったね藤堂！ｗ
さらにラクシャータが合流。
もうちょっち、男勝りかなった思ったんですが、軽い感じの姉さんですね。
結構好きですよｗ
シャーリーは、思いが強すぎてギアスに勝ちそうだし
扇は童貞坊やだしｗ
すっかり、ヴィレッタと同棲ですよｗ
ヴィレッタさん、愛妻弁当まで作ってくれちゃってｗ
ここで、恋が芽生えて仲間に？ｗ
うほぉ～ｗ
ルルーシュが、片瀬少将を殺したのは戦力にならないことと、藤堂の主君になる為だったんですね～繋がりましたね。
ロイドさん、予算不足を吐露してますが
スザクが騎士になったことで、予算アップじゃないっすかｗ
あのエールスト＜はい終了＞
他にも何かあったら追記します。
