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2009/06/18
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カテゴリ:la litterature
  今週は本のレビューにおやつというパターンになってます。

  意図したわけじゃないんだけど。。。


  では、昨日のスイーツはこちら



028


 ミルク寒天といちごに薔薇のソースをかけました。

 ミルク寒天は、牛乳、生クリーム、練乳、寒天でつくりました。

 薔薇の香りがとってもよい薔薇ソースといちごがとってもいいかんじ♪

 薔薇はいいね(*^_^*)





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 では、本日の本  佐藤愛子 「院長の恋」


 佐藤愛子さんは、85歳、この本で小説にピリオドを打ちました。
 小説を書くのは体力的に無理だとおっしゃっていました。

 そんな彼女が書く恋愛小説ってどんなものなのでしょうか



 主人公、柏木浩一郎、2代目の院長です。

 彼は父から受け継いだ病院を発展させて、うつ病、痴呆、高齢者病棟など
 作って、医者のみならず、企業家としての手腕も発揮するという人物です。
 3人の子供がいて、従順な妻がいるという典型的なよいパパであって素敵な
 男性なのですが、ある日、突然、彼が恋をするのです。
 相手は製薬会社の営業の女です。


 院長の変化に最初に気づくのは、秘書です。「なにかヘンだ」と直感するのです。
 この辺はさすがに女だよね、描写がするどい。

 院長の恋の相手の女は、あちこち男を代えて渡りあるってるという人物です。
 そんな、とんでもない女に院長がだまされてる!みたいな流れです。
 これまで、真面目一筋できた男が突如、恋という「はしか」のビョウキにかかった
 というのです。


 女性作家の描く恋ってこういうパターンって結構ありますね。
 恋の相手はあばずれが常なんです、美人でデキル女を相手に選ばない。

 
 結局、相手があまりにお粗末なものだから、最後は夢から覚めるように嫌気が差すの
 です。
 もし、いい女を相手にしたら、どういう展開になるのでしょうね。


 そういうのを読んでみたいけど、最後の恋愛はハッピーエンドの楽しいものに
 させたかったのかしら。
 残念だわぁ。。爆





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Last updated  2009/06/19 09:14:47 AM
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