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カテゴリ:la litterature
宮沢賢治のセミナーがあったので参加してきました 賢治と星、宗教についての講演でした。 賢治の作品と宗教は切り離せないものとなっているのは周知のことです 花巻の家を出て、約7ヶ月ほどの東京での暮らしの間に、賢治は日蓮宗の 門を叩き、そこで、出会った 国柱会理事の高知尾智耀のすすめもあって、 宗教と芸術を結びつけ、たくさんの物語を書いていくのです。 科学者としての洞察力と唯心論がまざりあった作品郡は、「銀河鉄道の夜」に 色濃くあらわされている。。 大雑把に言えば、1時間半の講義の内容はこのようなものでした。 ( ガラスに焼きついた透明な賢治 目があうと泣きそうになる) 賢治はものの成り立ちについても、あれこれ考えていたのではないかな と思っています。 原子の世界、宇宙の誕生について、、 しばしば、賢治の作品の中に登場する「透明なもの」 というのは、いまでいうならば、ニュートリノのようなものなのではないか とさえ思ってしまう。 モノについて突き詰めて考えていくのと同時に、その対極としての心のありよう、 つまり、人間はどうあるべきなのかと 科学とこころの両方を追究した科学者なのだと思う。 宗教家という概念を超えて、ほんとうの幸せを求めたのではないかと思うのです。 この命題を手にする日が人類に訪れるのだろうか (シュールっぽい賢治の絵 右は空のひび) 透明な化石、ニュートリノが語るものは何? (銀河鉄道の夜 路線図) 賢治はいま、どのあたりにいるのだろう。。。 石炭袋の端でしょうか、 そういえば、賢治のマントが納められているガラスケースに手を触れたとき 私の体の中をすり抜けたよね、 いまでも羅須地人協会にいるのだろうか あのマントに触れたら逢えるのかしら・・・・ 逢いたい・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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