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カテゴリ:GSX-R600 K7 2007
というと大袈裟だが、先日オーリンズTTXを取り外し、ノーマルサスに戻した。
理由は、吊るしそのままではコーナーでの接地感と反応速度が不足で非常に乗りづらく、全体に固い印象が強すぎるため。 初夏に取り付けて、約5ヶ月。 本体の慣らしと人間自体の慣らし、そしてメーカー推奨値による乗り味の確認をしてきたものの、結局 『自分好みのセッティングは見出せ無かった』 そこで、いつまでも迷宮に入り込んで悩んで(欲求不満&落ち込み)いても仕方ないので、TTXに求める自分の好みが何であったかを再確認するために一旦ノーマルサスに戻す事にした。 戻し風景、カウル半分とマフラー外すと作業が楽というのが最終結論。 ![]() 外したTTX(哀れ ![]() ![]() このデザインの方が格好良いと思うのは変!? (マフラーなし、弁当箱なし、アンダーカウルなし ![]() ![]() さて、交換直後に感じた印象は、 ・走行中のストローク量が豊富で乗り心地が良い、路面に吸い付くような感じ ・タイヤからの路面情報が良く伝わってくる ・路面のうねり、ギャップを軽く ”いなして”くれるため、外乱に強い ・リヤタイヤのサイズが17インチから16インチに小さくなったような錯覚がある ・直立状態から左右へのローリングや動き(車線変更、倒し込み)がダイレクトに始まる ・バンク直後から後輪の旋回力が強力に発揮される ・グリップ感と旋回力が明確に伝わってくるため、スロットルを早めに開けられる である。上記の点は裏返せば、TTXで不満に感じる部分となる。 過去の経験からすると、本当は純正サスからオーリンズにした時に感じる印象のはずであるが。 純正サスの少し不満な点は ・コーナー進入時の伸び側ダンパーの容量が足りない。 ・コーナー進入時のリヤ高さ方向が少し低い気がして、もう2~3cmほど高い位置から倒しこめると気持ち良い。 ・旋回中のリヤ高さ方向も好みより低い。 これらから、目指す方向がかなり明確になった。 まず欲しいのは、豊富なストローク量と路面情報。 次に伸び側、圧側のダンパー容量(強さ)。 プラスで、バンクし易さのためのリヤ高さ。 TTXは、ダンパー容量は合格。コーナー進入時、旋回時のリヤ車高も割りと好みの印象。 ところがストロークや接地感については相当不満。まさに前所有車のR750の時に感じたものと似ている。 つまり問題と思われるのは、バネの反発力。9N/mmというレートが自分の好みからすると、高すぎるのか? という事で今後の対策方向案。 ・バネレートを低くする。 ただしどの程度まで落とすかは要検討、設計値が決まるまではちょっとの間 『封印』 である...orz お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.27 21:48:32
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