「弟ばかにされ…」予告少年の兄供述 新宿駅刃物振り回し事件
なんというか・・・ネットでの煽りって、本当に狂う人はいる、という実例を見た感じで。まず弟が世間を騒がせようという「悪目立ち」をし、その結末にさらに兄が~という負の連鎖というか。
ちょっと話題は変わりますが、悪目立ちというのはネットに限らず世の中にはよくあるもの。まず注目を集めたいが為にわざと常識外の発言や、自分でもおかしいと思っている発言をし、人気を得ようとする。
しかし、私はこのやり方は結局自分の首を絞めるだけだと。狂人を演じた後にその人間の発言を以後まともに聞いてくれる人はいない。一時的に注目を集めたところで「そういう人」としか見ない。往来で全裸になった人間のようなもので、最初は注目されるかもしれないけど長持ちしない。しかも、自分で最初に無理したキャラ作りをしてしまったばっかりに、以降そのキャラ設定に縛られてさらにおかしな人間を演じるようになる。やがて本当に「おかしくなっていること」に気がつかない場所にいたり。
「悪名は無名に勝る」という言葉がありますが、悪目立ちの末路というのは、結局誰からも理解されない、寂しい誰もいない干潟に流れ着くようなものなんだろうな。