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滅私奉公 という言葉があります。自分(私)を殺して、公に身をささげる。自分の利益を考えず他人に尽くす、すばらしいことであるという考え。
しかし、この言葉を他人に強要する人間がいたら要注意。それによって得をするのはたいがい、それを声高に叫ぶ人間だから。 戦争中、日本国民は皆、お国のために、敵に勝つために滅私奉公を強要された。しかし、その公が戦争を起した張本人であり、国民を破壊と貧困と死に追いやったことを忘れてはいけない。 ブラック企業のあの社長も社員に24時間365日働け、滅私奉公を叫んでいる。しかし、つい先日国会で語られたが、社員の給料から訳のわからない天引きが強制的に発生している。誰が一番得をしているのか?滅私奉公 という言葉で一番得をする人間を注意深く見定めなければいけない。 案外、最も我欲が強い人間こそ、自分の利益を「公」として他人をこの言葉で従わせているのかもしれない。 本当に滅私奉公の人は自分が他人に施すよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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