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ロシア、ウクライナ侵攻というニュース。いよいよ始まってしまったかということでしたが。
で、気になるのが作戦はプーチンが指導したとして、ロシア国民は今回の行動をどう感じているのか?という事。というのは、ウクライナとの関係は長年、地政学的な問題があったとはいえ、ロシア国民にとっては「現在、最大限に警戒している場所」というほどでもなく、もっといえば日本人が一部の人を除いて大半は「北方領土や尖閣諸島を戦争をしてでも奪い返せ!」なんて思っていないように、自国民の兵士の命を危険にさらし、さらに国際的非難を受け、世界経済から分断されることをしてまで侵攻することに拍手喝采、ウラー!の声を上げるほどの支持があったのか? とおもったら、ニュースで見たロシア国民の多くの反応は「ええ・・・」という困惑であるとか。そりゃそうだ。コロナがいまだ国内最大の懸念事項であることは世界中どこでも同じ、そんな中に新たな火種を投げ込んだのですから。為政者はともかく、ロシア国民側にしても何の得もない。今、火急に軍事侵攻しなければならないような世論形成もなされていない。 それと、思ったのは日本国内で「ほら見ろ!武力を持たない小国は大国のエゴにあっという間に蹂躙されるのは日本も同じ!憲法9条など何の役にも立たない!」という声がネットで拭きあがってますが、違うから。憲法9条は「日本が他国を武力で攻めないために架した、日本国(政府)を縛る鎖」だから。というのは明治維新以降、日清、日露、日中、そして太平洋戦争、すべて「このままでは日本はやられる!先手必勝!」という事ばかりだったから。逆に言えば、日本は他国に自ら攻め込まなければ、これまで回避できた戦争ばかりであった、ということであり。 いずれにせよ「だから日本は核武装せよ!戦争放棄を捨てよ!軍隊を持て!」というのは反対です。コロナ対応ですらまともにできてない今の政府に、もっと難しいそれらのことができるとはとても思えない。 おそらく今、上のロシア国民のような状況になっているだけだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.02.25 10:48:57
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