ラーメン店の倒産が過去最多 物価高に円安で値上げは限界 「1杯1000円の壁」が経営苦しめる
この辺は有名ラーメン漫画の「ラーメン発見伝」でも語られている1000円の壁って奴が立ちふさがる。ラーメンは庶民の食べ物、戦後長い期間、日本人の安くてうまい、大衆食という地位で広がってきましたが、その値段でなければ納得しないという客も多く「ラーメンに1000円出すぐらいなら別のもの食べるよ」という選択肢に入ってしまうので安易に値上げもできない。そこにきて昨今の物価高で店が維持できないという。
でもこういうのはゲーム業界でもあって、それはゲームセンターの100円の壁というもの。インベーダーゲームの時代から100円で1ゲームというのが常識としてあるため、当時とは比べ物にならない開発費や基盤代がかかっていても、いまだに100円でないと客が寄り付きにくい、というのがあります。一時期、それを解消したのが対戦格闘ゲーム(客同士で戦わせることで回転が速く回収できる)だったのですが。
ちなみに私はラーメンはたまに決まった店に行くぐらいですが、もし、今の店のラーメン(850円)が値上げで1000円になったとしてもいつものペースで通うと思う。値段が高い、安いではなく、その店でいつもの味を食べられるということに納得している価格なので。