昨日、ニッポン放送の「辛坊治郎ズーム・そこまで言うか」というラジオ番組内で生成AIの話題が出ていて。
その中で生成AIの解説の人が、今、どのぐらい進化しているかを話すために、歌詞の入った音楽の生成ツールで番組のテーマ曲を作った、と・・・これがすごい。どれも番組のタイトルを歌詞として含んだファンク、ロック、ラップ風という3曲を、一曲3分程度で生成AIによって作られたものですが、素人の自分が聞く分には人間の作ったものとまったくそん色がない。というか、番組のジングルのようなものであればだれも気が付かないレベルで・・・
で、感じたのは「歴史に残るような名曲が作れなくても、こういった場つなぎやちょっとほしい、レベルのBGMや楽曲などを作ることを仕事にしている多くの音楽関係者にとっての脅威」という。
音楽に限りませんが、世の中の仕事というのものほとんどはその部分に発生しています。例えば上のような軽い番組BGMが欲しい、とした場合、曲の長さにもよりますがこれまでサウンド担当の人に1曲〇万円とか支払って作っていた、それで生活していた人たちの職をあっという間に淘汰する。
世の中で今まで人間にしかできない、と思っていたものが、ある程度、そこそこレベルであるなら生成AIで作ったほうが早く、安くできてしまう。自分が今やっている仕事の価値がどのぐらい下がるか?いや、いつ生成AIに取って代わられるか、わからない・・・
こういう研究がこれからどんどん進んでいくことは確実なので、恐ろしさを感じます。
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