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本日、ネットのジャンプ+で毎週連載されていた将棋マンガ「盤王-バンオウ-」が最終回を迎えました。
・・・いやあ、まさに大団円! この作品は500年以上生きる吸血鬼の主人公が、江戸時代にふとしたきっかけで知った将棋にはまり、以後、不老不死であることで研鑽を続け、才能としては凡人であったが300年の経験で遥か高みに到達、現代のプロと竜王戦で勝負するという物語。しかし、とても真摯、かつ、熱量があって面白い作品でありました。 単行本にして全8巻という長さですが、登場キャラの魅力でぐいぐい引っ張り、将棋を知らなくてもぐっとくる。そこには「自分が不老不死の吸血鬼であるゆえに、短い生命にすべてを将棋にかける人間に対してのリスペクト」があって。だからこそ戦いの輝きが眩く。そして最終決戦が近づくにつれ、読者の自分も「ああ・・・終わらないで・・・」と寂しさがこみ上げる。 そして迎えた最終回は、祭りが終わって日常が戻ってきた、でもその中で彼や彼にかかわった人々が変わっていく姿がうれしく。とてもいい余韻を残して終わりました。 すばらしかった!原作の綿引智也先生、作画の春夏冬画楽先生、おつかれさまでした!二人の次回作に期待します! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.07 12:34:43
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