幸慶家の農業日誌

今日は「暑かったですね。昼寝していても汗じゃー・・・。

残暑厳しき折、みなさま　お見舞い申し上げます。 

さて、今日は「カラオケ」に関しての《老いさんの回顧録》です。

イヤァ～懐かしい言葉です。今も「カラオケ」なんて有りますか？

 　　　あなたは「カラオケ」好きですか？

　　　　　　　今でも「歌ってますか？」

　　　　　　　　　　好きだけれども、今は・・・という「過去形」の人も多いのでは・・・

老いさんもそうなんです。・・・・今は「歌を忘れたカナリヤ・・・」
　　　　　　　　　　　カナリヤじゃあないモンキーです。
元々「歌う事は嫌いではなかった」。小学３年からの合唱団。
だけど、それまで歌って来たのは、演歌やポップスではない。童謡、ミサ曲、唱歌とか、混声四部合唱でのものばっかり。
特に老いさんは「ベース」と言うパートだったので、「旋律」部分なんて歌った事が無い。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

これが当時の我が店のカウンター越しの写真ですが、写っているのはもちろん老いさん。
但し、今から２０年も昔の「あたま」です。現在は「バーコード」になってますので・・・悪しからず

カラオケ自体もこの頃はそんなにではなかった。始めた頃は、「エイトトラック」（８トラと言ってました）３０本あっただけで、老いさんが歌える歌は・・・・と並べられた８トラを指でなぞって見たが
悲しいかな、１曲、石原裕次郎さんの「ブランデーグラス」しかなかった。
店でも「歌う」お客さんはいなかった。

そうこうしている内に、８トラから「レーザーカラオケ」と言って「画面が動き、歌詞のでるもの」が出回った。が、我が店は、かたくなに、８トラに留まった。設備投資の資金が無い。

そんな頃、あるお客様が「マスター近々《NHKののど自慢大会》が来るから、何事も経験、話の種に出てみたら・・・」
生放送前日、《予選会》があり、何とはがき応募１５００通、内、予選会へ７００名で明日の出場者１５組が決定する。
午後１時～５時の審査、《流れ作業的選考》ブザーが鳴りものの２０秒足らずで次の人・・・
サアいよいよ結果発表。ディレクターが予選会に臨んだ７００名を前に言った。

「皆さん、大変長時間にわたり、お疲れ様でした。これから、明日の生中継に出場して頂く方、１５名もしくは組の方々を発表させて頂きます。
その前に、皆さんにお願いがございます。何処の会場へ行きましても必ず言わせて頂いているのですが、選ばれなかったと言って《悲観》したり、《お家に帰れなかったり》しないで下さい。
この審査は、カラオケ大会ではありません。決して《うまい》人を選んでいるのではなく、《番組として》のキャラクターの持ち主を選んでいるのですから・・・」　と・・・

老いさんの結果は・・・
ディレクターの言葉は言葉として、『大ショック』で、それから１週間は「歌う事」が出来ませんでした。この時の曲は『野風ぞう』でした。

ところが、このNHKをキッカケに『カラオケ大会』にのめり込んで行く老いさんでした。

つづきはまた・・・・