ファーマータナカのデイリーリポート

＜脱都会［田舎暮らし（スローライフ）］は生き地獄＞
（ZAKZAK＞ZAK×SPA!＞連載）
の中に、「目を覚ませ！田舎暮らしは生き地獄？体験者が語るスローライフの真実」という記事があったので、スローライフを目指す都会人に紹介しておこう。

まず、国土交通省が行った「二地域居住」に関するアンケートの中から、完全定住も含めた、都市住民たちの田舎暮らしに対する意欲を調査したものだ。
これによれば、35～39歳で見てみると程度の差こそあれ、実に57.3％の都市住民たちが田舎暮らしを希望していることがわかったという。



また、都市部に住む30代男性の半数以上が憧れる田舎での暮らしの理由を探るため、実際に都会から、Ｕターン（郷里への出戻り）＆Ｉターン（地縁のない田舎への転職）をした30～40代男性100人にリサーチを行ったところ、その理由として以下のような答えが返ってという。



以上が、前段の話で、田舎ならエコ（低燃費）でロハス（健康的）、人間らしい生き方を満喫できるだろうとする甘い（？）考え、すなわち予想と理想の世界だが、逆に現実の"田舎暮らしの厳しさ"を知っておくことも必要ではないだろうか。

というわけで、体験者が語る「都会では考えられなかった田舎暮らしの厳しさ」について、ファーマータナカもウンウンと頷かざるを得ない体験者の現実が吐露されているので、スローライフを夢見る諸氏にはぜひ一読をお勧めする。
以下がその驚愕の現実だ。

・　時が止まったビデオ店。周りが放つ"東京者は"の言葉にもう限界？
　　　・・・レンタルDVDの品揃えは異常に少なくて古い、TSUTAYAのCD郵便返却は
　　　　　ポストに入らない（ポストが小さいのか？）。

・　婦人会は乱れまくり！不貞を拒めば"村八分"に...妻が慰安婦にされる？
　　　・・・これは女性陣の話なのでコメントは差し控えておこう。

・　田舎は刺激がない、どうでもいい会話に苛立ちは募るばかり
　　　・・・情報入手手段はテレビが主、確かに話題はそのへんしかないのか。

・　永遠に続く"虫"との戦い！気づけば周りは死骸の山？
　　　・・・ムカデ、ゲジゲジ、カナブン、カメムシ、セミ、バッタ、カマキリ、蛾はもちろん、
　　　ヘビ、イノシイ、タヌキとありとあらゆる昆虫と動物何でもござれだ。

・　労働は"無償"が基本、同調圧力で若い働き手は老人の下僕に
　　　・・・還暦でも「若いモンに頼む」の一言でなし崩し的出発進行。一部にあれこれ
　　　理由をつけて敵前逃亡、逃げ得を決め込む「言ったモン勝ち自己中派」も存在。

・　田舎は都会以上にコミュニケーション能力が試される！思い込み厳禁
　　　・・・「各地域には顔役がいて、かわいがられないとスムーズに働くことができないと
　　　いう、長い歴史に培われた無言の仕組みがあります。」だと。やはり未だにこれを
　　　きちんと掌握していないから、こうなのか。

・　ネットがあれば...田舎を甘く見るな！Ｗｅｂで心の距離が離れる？
　　　・・・遅くて遅くて、重くて重くて、動画や音楽ははなからあきらめて、画像添付の
　　　メールはいつ届くのやら、だったが、日田市の45億円の事業費をかけた光
　　　ケーブル敷設でここは何とか脱出成功。

・　話が違う！？海外スローライフが幻想、怒りの声は収まらない
　　　・・・もはや海外しかと思うファーマータナカであったが、これも問題山積で八方塞だ。

ということで、覚悟の来訪を心からお待ちします、というか、誰か代わっていただけませんか・・・。