街中にゴジラ出現!?

ファーマータナカの棲む上津江町は九州のへそとも呼ばれ、大分県にあって山中で熊本県と福岡県に接する辺境の地だ。
信号は点滅信号が1基のみ、コンビニもスーパーも本屋もレンタルビデオショップもない。
従って生活の基盤は隣町の熊本県阿蘇郡小国町(南小国町を含む)にある。
買物はもとより、外食や本屋さんや、又いくつかのお取引先もこの町にあるということになる。
近代医学の父、北里柴三郎の生地でもある小国町は、ツーリズムの先進地としても有名だ。
又南小国町にはかの有名な黒川温泉があり、観光スポットとしても名高い。
しかし、ツーリズムをはじめとして、財政、高齢化、農林業等の現状は決して安泰ではないと聞くが、それでも外野からみる小国町はちょっとうらやましい存在だ。
そのひとつは地域の統一感というか、町の方向性というか、住む人のコンセプトというか、それらの意識とお洒落感(ファーマータナカはこれってすごくポイントだと思うのだ)が町のあちこちから伝わってくることだ。
ということでそれは例えば案内標識であったり、杉で作ったオブジェであったりするわけだが、配送や営業やプライベートでこのエリアを通るたび、一時の安らぎと微笑みを投げかけてくれるのだった。
