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テーマ:植物・キノコについて(672)
カテゴリ:faura(ふぁうら)
キオン属=黄苑属
キク科の黄色い花のことで、人の名前ではないんですけど、 でも、ちょっとオシャレな名前でしょ。 キク科の黄色い花って、そりゃぁもうたくさんあります。 でも黄色ければみんなキオン属というわけではないんです、 それでも私には、どれがキオン属なのか区別がつきません(苦笑)。 一つ一つの細かいことを考えるより、まず手始めに「キオン属」について 【faura】10号『北海道・草花の風景10<写真・文/梅沢俊>』からご紹介します。 キク科の中では最大の「属」で、世界に2000ほどの種があるとか。 ・・・全部、数えたのかしら(汗) 北海道には在来種が5種、帰化種が1種のあわせて6種あります。 在来種(多年草) ・キオン・・・山地の林縁など ・エゾオグルマ・・・海岸 ・ミヤマオグルマ・・・亜高山から高山 ・サワギク・・・山地の湿っぽい林内 ・ハンゴンソウ・・・日当たりのよい場所 帰化種(一年草) ・ノボロギク・・・道端、空き地、畑など普通にみられる 【faura】10号では、全て写真入で解説されています・・・が、 野に出ても、見分けがつくかどうか。しかも・・・ 帰化種のハンゴンソウは別属というのですから、キオン属に限定して 見分けるのは難しそうです! キオンの学名は“Senecio”(セネシオまたはセネキオ)で、花が終わって 白い綿毛をつけることから「老人」を意味する言葉からついたそうです。 海岸から高山まで彩を添えてくれる黄色い花々。秋には綿毛になって、 秋の雰囲気を盛り立ててくれるんですね。 「知床半島の海岸斜面に群生するハンゴンソウとヨツバヒヨドリ」 ![]() エゾシカが食べない草花なので、繁茂しています。 ================================================= あなたも自然の輝くドラマの中にでかけてみませんか! ◆北海道ネイチャーグラフィックマガジン【faura】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月10日 12時53分37秒
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