クリスマス・キャロル
えーっと・・・心臓の弱い方、お気をつけください。かなり心臓にこたえます。前方に座っていたお子様は「えーん、こわいぃぃぃ」とおっしゃっておりましたが、はい、怖いですまた、乗り物酔いされる方、お気をつけください。三半規管やられます。途中で後ろの方に座っておられたお嬢様が口にハンカチを当て出てゆかれました。はい、大画面でぐわんぐわん揺れを体感しますと、まぁ、観たまんまの感想は以上だが、とにかく、宗教的なにおいがぷんぷんしとった。恥ずかしながら原作を読んだことがないのであまり悪くいえないが、これが原作のまんま映像化したんなら原作読まんでもいいかな?と思った。初めから最後まで怖い映画だったなぁ。1.主人公の甥が陽気に主人公をクリスマスパーティーに誘うシーン。 主人公も頑固だが、自分の世界に引き入れようと必死な甥もかなりの頑固者。 まるで自分の世界が正しいかのような、叔父を哀れむような態度がちょっとどうよ? おいら、自分にあんな甥がいたらドン引きする気がする。2.数年前に死んだ共同経営者の幽霊。 出現の仕方がうるさいし、怖い。 会話の節々でぐわぁんっと動いたりドスンと錘を投げたりと、 ちょっと脅かすのやめてくんない?と思った。3.未来のクリスマスの精霊。 言葉は一切発せず、黒い影と指で指し示す姿が兎に角不気味。 黒馬車で追っかけてきたりなんかして、 今晩追っかけられる悪夢見たらどうしてくれんのよっ!!! と思った。4.最後に改心した主人公 前日までとは別人、いきなり明るく元気でいい人になってしまった。 ある意味怖い。どっかやられてしまったんだな、きっと。 って思われてもおかしくない変貌振りにドン引き。うーん、道徳的すぎて・・・おいらみたいな人付き合い苦手な人間に救いはない。おいらはきっと孤独死して身包みはがされて地獄に堕ちるんだろうなぁ。せめてナメちゃんより先に死なねば・・・