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なんであたしがあんたの機嫌取んなきゃいけないのよ

なんであたしがあんたの機嫌取んなきゃいけないのよ

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2013.08.11
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昨日、自分の人生が陰惨だとかなんとかセンチメンタル文章かきながら、歓び勇んで外出しましたけれども。
思った以上に大変な破局が待ち構えていた。
こ・・・れ・・・は・・・!
オーマイガーな出来事あっても、それを笑い飛ばせるようになるまで、ブログには書かない主義だったけど、今回はりーむー。

煮え湯→喜んで飲める
海水→ちょっと我慢すれば飲める
と思っていましたが、出てきたのが工業廃水レベルのリスクだった場合、私はちょっと遠慮、っていうか、断固拒否するぜ!
そこまで破滅型の人生は歩んでないわよ。
今回の出来事を吟味してみると、ちょっとした喪失感ってだけで、何も失ってないんですけどね。
実害はないんですけどね!
むしろ得るものの方が大きかったっていうか、この精神的な高揚感で色んな不可能が可能になった。
けど、また不可能に戻った。
マリオのスター効力が切れた感じよ。

なんで目的地につくまでに事故死しなかったんだ!
自動車、どこ見て運転してやがる。轢き殺せって言ってんのが聞こえねえのか!
これからの人生、わたし、どうしたらいいですか。

これはヤバいやつだ。
誕生日前にこの悲惨さはないわー
とっとと忘れて仕事でもするかっておもったけど、昨日、帰った瞬間食べたもの全部吐いた上に、一睡もできなかったという豆腐メンタルをどうにかしてくれ。

でもね、得たものがあるんですよ。
画力です。

下心のみで絵を描いていたので、スーパー上達しました。
絵画教室の先生に「お前は美大受験したいのか?」とガチで質問されるレベルの下心を発揮。
ちがうんですよー画家に恋したから、描いた絵を見てもらおうと思って!つーか、彼と同じ技術を身につければ、彼に近づけると思って!という本音を隠して、「別にそういう気はありませんけど、やるならガチで行こうと思って!」とうすらぼんやりした回答をしました。

今現在やりたいことは新しい彼氏作りではなく、絵をかくことだから、もうそれにわき目もふらず打ちこむわ。
やりたくないことを無理にやろうと思ってもできないし。
そして、私には最後の切り札があるのよ。
本当に人生立ち行かなくなったら、クレー射撃用の散弾銃を口にくわえればいいのよ。
クローゼットの中にに最終兵器が収容されている。
人生などおそるるに足らぬわぁー

恋って全てを盲目にさせる効力あると思いますし、事実そうだったんですけど、それでも私には現実は見えていました。
私のようなどちらかと言えば体育会系女子と、文化系かつ仙人系芸術家との間には何の接点もないってことがな!
そして、毎日人の顔色窺っている営業視点で見ると、社会人経験ほぼなしの芸術家の自尊心をくすぐるなんてわけもないことだから、美辞麗句であおったりして反応見てたんですけどね。
これは毎回持ちあげジャブ打っとけば陥落するだろうな、相手は画家だし、本物らしく誠意を見せうとなると、絵を買うことが一番近道。
と思って、別に全然好きじゃない画風の絵を一枚買いました。6万円で。
社会人5年目実家暮らし女子にとって、6万円なんて目的のためなら紙くずだぜ?拾えよ!
誤ってシュレッダーかけちゃったとしても、痛くもかゆくもない金額。
という打算。
カード切る手続きしながら、「この絵の前に立ったとき、私、心に虹がかかったように思えました。絵ってすごい力を持っているんですね。あなたのことを知っていくたびに、この世のあらゆる色彩は彩度を増して、私の目に世界はさらに美しくみえます」とゆうようなことを言った。(実話)いてぇー!
正直自分をキチガイだと思った。虹が~というのは太宰治の受け売り。
しかも、絵を見て自然と出た言葉ではなく、絵を見る前から言おうと思って考えていた。
「そんなことを言ってくれるのはあなたが初めてです」
そりゃあ、そうだろうね!
絵に対するわけのわからない哲学的な論文を語られたあと「私は学生時代勉強もできなかったし、絵も習い始めてから日が浅いけれど、私の貧しい頭で理解することのできる唯一の思想は~」というミシェルトゥルニエ大先生の伝説のセリフを言おうとふと思ったけど、言わなかった。
これ以上キチガイになりたくなかったからだ。
遊びに来た友達に、わー素敵な絵!と言われて、そう?と冷淡に答える。

でも、絵を見た母親に
「あなたとは何の接点もない絵ね。どうして買ったの?だれの絵?」
と言われ。
この人は私の打算を見破った。
と母を恐れた。

↑この一連のばかばかしいストーリーの中で、最も衝撃的だった瞬間。
自分のことは愚かだと思いますけれど、母からこの言葉を言われた時ほど、死にたいと思ったことはなかった。

この三島由紀夫ナイズドされた陰険で打算的なドギツイ性格で、人を傷つけずにすんでよかった。
でも、一つだけお願いがあります。既婚者のみなさん、ちゃんと指輪して、嘘いつわりなく、最初に結婚していると言ってください。
と言えば何があったかわかったでしょう?
結局、自分の気持ちに嘘をついたり、脚色したり、打算したりすると、自分が一番傷つくってことは10代のころからわかっていたのに、なんで30目前にして、何の進歩も見られないのでしょうか。
自分の人生を、その実物以上に重く見せようとした人は罰を受けるんですよ。
一番傷を受けたくないところに自分で傷をつける結果になるね!

冷静に文字化すると、どうしようもないな。空っぽの頭にフランス文学詰めたら人生狂った。
いくつになっても、ヒロイン気取り。
さまざまな酷いことを書いたけれど、全部失ったあとに、もう一度絵の前に立ったら、心の底から美しいと思ったわ。
結局この心の動きだって、すでに美化された思い出にすがる作用。

ねえ?ここまで全部読んでくれた?
私って、面白いでしょう?愚かで。
でも、私、人を傷つけたりしないわ。
自分で勝手に自滅するだけ。

私を軽蔑してくれていいの。





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Last updated  2013.08.11 10:05:21



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