日本ハムの金村が阪神へ移籍=左腕中村と交換トレード-プロ野球(時事通信)
日本ハムの金村暁投手(31)と阪神の中村泰広投手(29)の交換トレードが成立し、5日に両球団から発表された。左腕投手が必要で、金村の高額年俸(推定1億8000万円)が再契約の障害となっていた日本ハムと、先発投手不足に悩む阪神の思惑が一致した。
13年目の金村は通算88勝75敗。エース右腕として4年連続2ケタ勝利をマークするなど活躍したが、故障もあって最近2年は不振。出番も減少し、今季は5勝6敗、防御率4.73に終わり、今年取得したフリーエージェント(FA)権は行使しないことを既に表明していた。5年目の中村は通算3勝2敗。今季は主に中継ぎで15試合に登板し、2勝2敗だった。
記者会見した金村は、「球団のためにも僕のためにもベストだと思う。(阪神では)ローテーションに入ってフル回転したい」と話した。 |
まさか、中村泰広とのトレードになるとは思いませんでした。
この感じだと、若干ハム側が金村暁を出したかったようにも受け取れる気がするのは、気のせいでしょうか?
日本ハムとしては、日本シリーズで継投ながらも完全試合をやられた上、セギノールの退団も決まっていて、打線の強化が急務なのに、あえて本命だったはずの濱中は獲らず…。
阪神側はこれで「濱中」というパリーグ(DH)向きの切り札を残したままなので、もう一回パリーグ球団との大型トレードを行う可能性は十分ありでしょうね。
金村暁は、FA権を行使せず残留を宣言した直後のトレードということで、まさか来年にFA宣言してハムに戻るということは、しないよね。