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奈良に槍(やり)の宝蔵院流という武道の流派があります
この流派は十文字型の鎌槍という槍を使います元々、奈良公園の五重塔で知られる興福寺の宝蔵院というお寺の胤栄という僧侶が仏教の修行の1つとして槍の流派を大成し、今日に至っています。残念ながらこのお寺は現在廃寺となっており井戸しか残っていないそうです。 この胤栄和尚が亡くなって今年8月で400年ということで和尚はじめ一門の墓所を整備することになりました。広く市民に呼びかけられ多くの寄進が寄せられました。その寄進の芳名録と由来を、私が奉書させて頂く運びとなりました この芳名録は墓所の開眼法要(8/26)に合わせて、墓所に奉安されます。自分なりに斎戒をし、400年以上の歴史と伝統のある文化の重みを感じつつ謹書しました 書でも武道でも何事でも「伝統」と「心」を大切にしなくてはならないなぁと感じる仕事でした。どうも、どんな世界でも「勝ち負け」や「技術の優劣」、「成果やお金」など結果をもってよしとするそんな風潮が見られます。本来の目的、過程、そういったものが本来の大切なものだと感じます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年08月10日 00時05分16秒
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