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カテゴリ:DIY:スマートホーム(自作と機器設定)
今までスマートホームグッズをイロイロと作ってきましたが、気が付けば新しい仕組みの Matterが発表されていたりして浦島太郎になってたりします。とは言え調査してみると 各社機器連携とセキュリティと通信手段の規格程度しか策定するのが精一杯な様です。 僕の方はESP-NOWで独自通信という事でなーんか・・・ ガラパゴス進化状態です。 しかしハブ機能の追加によって通信距離と機器台数も稼げる様になってるし結構面白い 事が出来そうな準備が整ってきています。 ・・・・・・・・・・・・準備だけで実機運用する時間ががががっが 最近SmartBotのボタン押しユニットが羨ましいのですが、BLE/WiFiを活かした状態での 長時間バッテリー駆動が真似出来ない為に歯がゆい思いをしています。18650電池1個だと 消費電力1mAhでも2000時間程度しか持たないのだから、どうにもなりません。 今まで構成等の設計で困っていましたが最近ネタが揃ってきて感じです。 そこで今までの不満がクリアできる仕様を考え直して制作しようと思います。 僕の不満内容は? =>各機器の販売値段と寿命 と 1つのメーカー製品で済ませられない =>各スマートホーム機器のスマートフォンソフトについていけない。(僕がデス =>初期設定と環境変化による再設定の煩雑さ(台数が増える毎にキツクなる) 過去の経験と不満内容を元に前提条件を作りました 前提仕様・ESP-NOW Mesh(独自)を使用する =>自作スマートホーム機器全台へのネットワーク設定を無しにする =>Mesh化によって通信距離の延伸する =>Mesh(独自)によって調停時間0mSecで通信可能にする =>Mesh(独自)によってアドレスを振替えた端末の運用を可能にする ※独自のESP-NOWハブ運用が1年以上上手く動いたので調子に乗って独自Mesh機構を 作りました。上手く動けばラッキーですがドウデショネ? 前提仕様・スマートホームセンターを用意する =>固定アドレス(アドレス振替えを機能使用)で運用する =>ネットワーク上の機器リストを自動更新する =>GoogleSpreadSheetに機器リスト・動作内容等登録修正可能にする ※今までGoogleSpreadSheet書出し機で使っていた機器が安定していたのとESP32のメモリが 結構多いので機器200台ぐらいいけるかな?と期待してチャレンジしました。 前提仕様・各機器の仕様 =>固定アドレスのスマートホームセンターへの処理だけで済ませる =>自身の機器名称・状況値・電池電圧・動作状況などを報告する =>電源on・送信・応答・deepsleepを最短0.2秒で済む様にする =>個々の機器通信で済ませる場合は埋め込みコンパイルで済ませる ※今まで各機器に設定等を覚え込ませていましたが、今回は出来る限り覚えない様にしました。 バッテリ機の仕様 =>センサー機は18650電池で動作させる =>特に無ければESP8266機で作るのが安上がり =>ADCが必要ならESP32の内蔵ADCで作るのが安上がり =>ESP32/8266機共に1回起動~DeepSleepで50mSec以上時間が必要 SmartBotのボタン押しユニットが羨ましい =>消費電力の問題でESP32/ESP8266では長期運用は不可能でした。 =>nRF52840とBLE通信を使った機器なら可能性はありそうです。 ~~~Mesh(独自)機器の稼働の方が優先です~~~ ここからは過去のグダグダ話です 2024年 WiFi AP局近くがゴチャゴチャしているので統合します 年初は作って来た機器の整理統合を考えていましたが、先日より導入の WiFiMesh機能に触発されて独自のESP-NOW Mesh機構を試作しました。 50台ぐらいで上手く動く様に作れれば良いのですが ど~なるやら。 10台以上の長期運用で気付いたのですが各機器の登録・再設定が面倒です。 WiFiのAP局や運用ソフトの変更など仕方無い作業に加えての再設定が超面倒。 ESP-NOW・Mesh化等したのを機に根本から設定方法を考え直しした挙句に、 「機器環境と設定をGoogleSpreadsheetに読み書きする仕様」を構想中〜〜 今は「簡単に仕様追加可能な仕様」についてどうするか悩んでいます。 2023年 気付けばIKEAのDIRIGERAがスマートホームを・・・・ ノーマークでしたがIKEAのスマートホームグッズが凄い安くてショックです。 情報が少ないので判りませんが、僕の自作機器が陳腐化するのも秒読みかも? 2023年5月 ESP-NOWのネットワーク化もできました ![]() ESP-NOWのネットワーク化も一応稼働して動いています。 ESP-NOWとiPadの通信ブリッジで使っていたBLEですがPythonista3のアップデート後 に動かなくなって憤死状態でしたがUDP通信に切換える事で復帰しました。 そういった状況でセンサーやスイッチの情報を淡々と保存する機能はあるものの 突発イベントを報告する機能が存在しない事に気付いたので、以前試したことのある GoogleNotifierとLineNotifierを作ってネットワークに繋ぐことにしました。 問題点としては、検証用ユニットをドンドン作っている割に実際の機器設置が 間に合っていない為に未知のバグがウヨウヨとしてるだろうなぁ・・ と・・ 想像 ・LineNotifierにセンサーログを投げるのはSPAM状態になるので使い道無いなと思って いたのですが、電池式のスマートセンサー/スイッチの「電圧低下警告」を伝えるには 良い仕組みだと感じました。 LineNotifierは警告通知で使うのが良さそうですね。 ・現在悩み中のセンサーが家人の在宅検知センサーです。 ESP32のBLEでiPhone/iPadの端末名が取れれば終了なネタですが上手くいきません。 iPhone+Pythonistaでの検知は可能なのですがコストが高いので悩ましいです。 HLK-LD2410Cというミリ波・マイクロ波レーダーの検討開始しました。 2023年5月 Pythonista3のアップデートでBLE通信ができなくなりました 動かなくなったものは仕方ない。 ![]() 待っても無駄だろう事からBLE通信は諦めて急遽UDP通信ブリッジを作りました。 ESP-NOWとUDPの通信を同時に行うのでESP-01Sを2台で行う様にしています。 Pythonista3側の修正はBLE通信とUDP通信に差し替える程度でした。 2023年3月 GoogleNotifierの仕組みを追加しようと思います 新たに作った赤外線リモコンのデータ登録が思った以上に自信作だったので 「これはイケル」と思い同様のデータ登録形式を備えたGoogleNotifier機を作りました。 ![]() GoogleNotifierではMP3を扱う事も想定に入れMicroSD装備のESP32-CAMを使う事で 配線を減らしました。実配線はESP-NOW通信用のESP-01Sを繋ぐだけです。 このユニットでは「GoogleHomeでMP3を再生する」「GoogleHomeでメッセージ を喋らせる」「Lineにメッセージを投げる」事ができます。 ※GoogleSpreadSheet書込機と共用を考えましたがバグが怖いので別機体です。 てか・・・ これもスマートホームセンターを同じ場所に置くんですよね・・・ 2023年 3月 最近の現状です 気付けば共通規格のMatterの発表やAppleのHomekitがESP8266で 使えてみる様になっていたりと、浦島太郎てか情弱になった気分・・・ とは言え、現状もネットで個人が紹介する記事等見ると1メーカの商品 紹介程度で終わっており機器をイッパイ扱いたい僕は物足りない状況です。 まー情報収集に時間をかけていないので情弱状態なのは仕方ないと思ってます ![]() そういった訳で2023年の状況です。まだ検討中ですが以前の状況からグレード アップしており300円程度で作るESP-01Sのハブさえ増設すれば家の隅々まで ESP-NOWネットを張る事が出来る様になりました。このハブが使えるお陰で 「共通規格Matterに見劣りしなくなった」と我ながら自画自賛状態です。 あとはセンサ値をGoogleSpreadSheetに書き出したり、AC電源が得られない 場所の為にバッテリ駆動センサを作ったり、屋内照明のLED照明化にこじつけて 自作LEDスマート照明+ESP-NOWハブ化を推し進めています。 いろいろ推し進めていますが、このシステムにはアキレス腱がありまして Pythonista3とGoogleAppScriptとGoogleSpreadSheetに大きく依存中です。 これ等のサービスが今後も同様に使い続けられるか? 怯えながら構築中です。 NatureRemoも依存と言えば依存なのですが正直設定が面倒クサイし使いにくいので僕は嫌いです、 もっと簡単に設定出来て気軽に使える様なモノがあればサッサと切り捨てる予定です。 2023年3月 イロイロと作り散らかしてまいりましたの整理です ![]() イロイロ作り散らかして来たユニットですが各ユニットでUSBポートを要求して 接続がウザくなってきたので大改装する事にしました。 ![]() 各機の機能を紹介(タブン左右の画像で1ユニットにすると思います ESP32 : ESP-NOW<>BLE通信変換機 初期に検討で購入した各1個しかない余り物ESP32はこういった局面で消費します。 WeMOS-D1: ESP-NOW赤外線リモコンターミナル機 SPIFFSが4MBYTEで日本語データを保持できるのと、頻繁なソフト修正を想定しています。 Leonardo : 赤外線リモコンコード変換機 大昔作った赤外線送受信用のユニットです。移植するのも面倒だしLeonardo特有のUSB通信は マイブームが去ったのもあり、死贓品なのでもったいないと思いつつ使っています。 ESP-01S : ESP-NOWネットワークハブ 各機の通信の交通整理を行うユニットです。固定IPアドレスっぽい思想で作ってあります。 ESP-01S : ESP-NOWネットの各センサーデータ集積端末 各機のセンサーデータの報告を受け付けて1時間毎にGoogleSpreadSheet書き込み機にUART 経由でデータを書き込みます。 ESP-01S : GoogleSpreadSheet書き込み機 UARTからの指示に従ってGoogleSpreadSheetよりデータの読み書きを行います。 ソフト的に機能集約する考えもありますが、バグ退治に時間をかけるよりは 「新しい何か」を作る方に時間をかけたいと考えてコノまま突っ走ります。 これだけ使ってもRaspberryPi ZeroWの価格にも及ばないのですから「アリ」です。 2023年3月 赤外線リモコンのブリッジを大改造しました。 今までは赤外線リモコンのブリッジ設定はiPadのソフトで行っていました。 しかし、設定は正直面倒クサイのでほとんど登録していなかったのが現実です。 ![]() ![]() 今回は面倒クサイ登録の改善ということでユニット起動時にブリッジ設定を GoogleSpreadSheetから読み出す仕様を導入することで大幅改善を狙いました。 また受信した赤外線コードをディスプレイ表示することで新規追加も楽に・・? ※ディスプレイ不要ならESP-01Sでも良かったんだなーと気付いた。 2023年2月 家の隅までスマートネットワークを張る為に中継ハブ機構を考える 最近使いだしたESP-NOWですがホスト局とクライアント局だと家中の クライアントと通信できない問題があったので中継ハブという形式が 採れる様にシステムを大改装しました。 ![]() ※ESP-01Sで中継ハブを動かしているので以前の機体を流用したのでDHT-11付きです この中継ハブのお陰で屋外にセンサーを置いてもデータ収集が可能になりました。 2022年9月28日 GoogleSpreadSheet書き込み機を作りました ![]() 少しづつスマートホーム機器が増えていってるのですがセンサーデータを iPadで閲覧できるだけではシックリ来なかったのでGoogleSpreadSheetにデータを 書き込む機能を用意する事にしました。 ![]() 機能はESP-NOW通信するESP-01SとGoogleSpreadSheetに書き込みするWiFi接続機 があれば良いのですが、丁度同じ置き場に赤外線リモコンブリッジがあったので共用で 2台分作りました。 この辺りからスマートホームセンター的な作りが出てくるかな。 2022年 最近の現状です。 一時期ArduinoManagerというモノにウツツを抜かしていたのですが、 予期せぬ仕様変更と僕の対応能力の低さ故にスマートスピーカー環境が 崩壊してしまいました。そういった反省と後悔を元にして新たな仕組み としてBLEとESPNOW通信を採用するに至りました。 スマートスピーカーの中核はNatureRemoに頼りになりっぱなしです。 最近は自作センサーで収集するデータをどうするかがマイブームですw ![]() BLE通信 iPad/iPhoneとESP32の通信手段として利用 ESP機器の動作設定とかをiOS端末で行う様にしました。 ESPNOW通信 ESP32/ESP8266間の通信手段として利用 WiFi機器不要で通信できるのでネットワーク機器の通信障害に影響されない。 MACアドレスを頼りにした通信なので独自の通信網を作る必要があります。 2022年8月3日 iPadとスマートネットワークと赤外線リモコンのブリッジを作りました。 ![]() ![]() ![]() ネットワークの中央と言えばタブレットの情報を表示する為のブリッジと NatureRemoの赤外線リモコン信号をESP-NOWに変換するブリッジが 思い浮かんだので作りました。 ※リモコン信号のブリッジ設定はiPadで行う仕組みです。 2019年11月25日 デアゴスティーニでスマートホームのお勉強 デアゴスティーニよりIOTのお勉強コースの募集メールが届きました。 以前、ロビなる自称ロボットを購読し組み立てたのがキッカケで 色々な紹介メールが届くのですが、今回は趣味と一致するので考えてみます。 ※考えると言っても自分が行なっているモノと比較が主ですが。 コースは基本編と応用編に分かれており、基本編はIOTグッズの作成 応用編はAiを使って・・・ 何かするんだと思います。 基礎編はraspberry piを用いたIOTグッズ作り ・センサーで温度湿度の測ってグラフを作る ・LEDディスプレイへ情報の表示を行う ・カメラとAIを使って画像処理を行う ・スイッチを使ってデバイスの動作を切り返る ・スピーカーを使ってテキストを音声出力する ・IOTソリューションの構築とBluetoorhLEの使い方を学ぶ なるほどであります。何と言いますか市場で探せば買えるモノですかね。 ”カメラとAIを使って画像処理”編は羨ましく受講したいトコであります。 応用編のAI編って何でしょうね。 ニューラルネットワークを構築して 何をするのか興味があるところです。 ![]() ![]() ![]() ![]() お値段は基礎編285000円 ・ 基礎+応用編435100円ですか。 ニューラルネットワークは興味があるので応用編だけ受講したい気もします。 2019年05月29日 Nature Remoを購入して、大幅に構成変更しました。 Nature Remoの発する赤外線をhttp://に変換する機器の作成で 移行できるので感激です! 2018年04月 オッケーグーグルが届いた! 注文したAmazon Echoが届くまでに時間があるので、自作機器をアクセサリとして 動作させる流れをまとめてみました。 ・MQTTとBlynkはサーバ側だけではなく、機器側にも設定が必要なのが判りました。 できたらWebServer経由で機器を動作させる方法を模索するかと思っています。 ・スマートスピーカーがあるならiOSのHomekitって不要では?って思ったのですが、 各機器の電源ON/OFFの一覧を確認する手段には良さそうです。 ![]() IFTTT 各通知に対して動作を行う為のツール(必須) とりあえず総てココを経由するらしいので、使い方を覚えましょう。 要:googleアカウント 要:アクション毎の設定 MQTT IFTTTのアクションを記憶しておくサーバ(中継) 機器からの問合せで現在のアクションを応答します。 要:MQTTサーバ(有料サービス有り) 要:アクション毎の設定(サーバ側) 要:問合せ内容の設定(機器側) Blynk IFTTTのアクションを記憶しておくサーバ(中継) 機器からの問合せでアクションを応答します。 要:サーバ 要:アクション毎の設定(サーバ側) 要:問合せ内容の設定(機器側) WebServer IFTTTのアクションを機器に伝えるサーバ(中継) 要:サーバ(外部参照用にドメイン名も必要 要:アクションをローカルネットワークの機器に伝える設定 Homebridge Homekitのアクセサリエミュレータ。 要:サーバ 要:機器毎の設定 Homekit Hub 外出先よりHomekitに登録したアクセサリを操作する為のブリッジ。 HomePod / AppleTV / iPad 2000年頃 ☆PICNICを手に入れて使えるか検討! PICNICはこんな機能 ・LAN経由でOn/Offが出来る ここで判った問題点 ・PCしかOn/Off指令できなかった(昔ですから・・・ ・約1万円と高い 1995年頃 ☆PIC16F84で赤外線リモコン受信機を自作! PIC16F84はこんな機能 ・任意のリモコン信号に対応してOn/Offが出来る様にした ここで判った問題点 ・任意のリモコンコードの解析は面倒だった ・パッケージは大きかった ・面倒なので1個作っただけでした 大昔 ☆秋月電子赤外線リモコンキットを導入! ここで判った問題点 ・販売キットは付属リモコンの1種類のみ対応だった ・パッケージは大きかった ![]() ![]() ![]() 電子工作ランキング ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024/08/02 09:08:54 AM
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