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カテゴリ:食とお金
●昨日記事内容は、江戸前と言われる食文化だが、当時はまだまだ魚や鳥は、庶民にとって高値の食卓素材だったことを紹介した。 ●翻り現代はどうか? 新興国の漁労が進み、魚資源が枯渇の危機に置かれてることはたびたび紹介した。古くは鯨、最近ではホンマグロやウナギ・やサンマなどだ。 ●ところが複雑な現代の流通構造では、店頭に並ぶ規格に合わないなどの理由で、大量の水産資源や野菜が廃棄されたり有効な活用がされてなかった。資源の浪費と言う点でこれほどの無駄は無く、業界では様々それをビジネスにすることがはやっている。 ●例えば、宅配業者の大地を守る会(千葉)では、魚で70品目、野菜で20品目の規格外商品を、2~5割ほど安く配っている。3枚おろしの真鯖は400gで758円、大きめのニンジンが5kで1382円だとか。 ●オイシックスでは、アウトレットコーナーと称して、野菜・くだもの・鮮魚が3割ほど安く販売されている。マッシュルームの軸部分(石付き)を1パック70gを213円で販売したところヒット商品になったとのことだ。 ●生活協同組合連合会(パルシステム)ではもったいないプロジェクトと称して、コーンやかぼちゃを裏ごしした上で、離乳食やスープに使えるよう冷凍加工して宅配中だ。茎が長いブロッコリー230gが320円で茎が長いままに残してあるそうだ。 ●アクトフォー(佐世保市)では、もったいない魚セットと称して、魚市場で水揚げされたものの取引規格外のため、値のつかない魚を下処理して、真空パック・748円(送料別)西、全国に配送している。注文後2日で届くそうだ。 ●黒酢の寿司(東京都墨田区)では宅配すしお任せセットとして、スギ・アブラツノザメなど普通は流通しない魚をマグロやエビなどとのネタと合わせて、都内23区限定で宅配とのことだ。30個入りの並は3402円 特上は3867円だそうで。 回転すし・ぶっちぎり寿司(大阪豊中市)でも、ヒメジやミノカサゴ・イトヒキアジなど水族館でお眼にかかる魚まで並ぶ。 ●いずれも農協や漁協で定められた規格に合わず、生産者が自ら消費したり、ジュースやソーセージに加工するしかなかった資源にスポットライトをあてる試みだ。天候不順で規格内作物が品不足のとき、それを補い役目もあるし、そもそも僅かサイズが違うと言うだけで、そう味は変わらないわけだから、今後もニーズは高まるだろうと想像できる。よね? ●手に入れるには、それぞれの会員になることが必要だ。宅配事業者は、加工用より高い値で、規格外魚や野菜を買い取ることが多い。生産者の収入安定ををねらって、供給を確かにする狙いがあるようだ。それでも 消費者には3割以上も安くなるのなら,送料込みでも安いもしれないね?
●ドイツなど一般に環境に配慮していると思われていた国でも、先日の報道では、確か相当の食品ロスがあって問題になっている。飽食の限りを尽くす国があると思えば、その日の食に事欠く国さえあるのが地球上の現状だ。せめて、豊かな国こそ無駄な食材を生み出さない心がけが必要だろうね?
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最終更新日
2015.07.02 07:30:59
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