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テーマ:☆子どもの育て方☆(2)
カテゴリ:教育・子育て
「失敗は成功のもと」というが、どういうことなのか?
何でもスムーズにこなしてしまう、失敗なく、無難に生きている。 一見、よいことのように思うが、私は魅力を感じない。 私は、いっぱい失敗もしてきているし、回り道しながら不器用に生きている方だと思う。 でも今の自分をつくりあげてきているのは、その失敗や回り道があるからこそだと思い、愛おしくなってくる。 失敗したことや、つらいこと、悲しいことを経験して、自分の中にいろいろな思いがつくりあげられ、よりよくなるために、こうしたいという思いがわき上がってくる。 そうして、今の自分が作られてきているし、未来の自分が出来上がっていく。 もし、何の苦労もなく成功したとしても、それが当たり前だと思うし、そこから何かを作り上げようとせずにそこに留まってしまうか、知らないうちに慢心から下っていることにも気付かずに、坂を転げ落ちてしまうかもしれない。 テレビを見ていても、そういう人は多いと思う。 だからといって、失敗ばかりし続けたいかというとそうではない。 ずっと同じ失敗ばかりしていても成長がない。 失敗して嫌だって思うから、次は失敗しなくなるのだ。 どうして失敗したのか?どうしたらいいのか? 大きな失敗をする前に、小さな失敗をいっぱいして気付けばいいじゃないか? 失敗したことが悪いことと思って、そのことだけをひきずっていても何も始まらない、成長がない。 失敗だと思った時に、次にいった方がいいじゃないか? 後悔先にたたずというけれど、後悔する前に、気付いた今すればいいのではないか? 失敗を恐れたり、失敗したことをごまかしても仕方がない。 過去をやりなおすことはできないんだから、クヨクヨ考えたって時間の無駄だ。 大人になって初めて挫折感や失敗を味わった人ほど、立ち直れないんです。 「失敗は成功のもと」とは、失敗から学んで成長していくから成功へとつながるのではないかと思う。 私は、保護者の方や先生方から相談を受けたとき、子どもにはいっぱい失敗させてください、そこから子どもは学ぶんですと言います。 失敗のないように、親が子どもを守れるのも限りがあるのです。 だったら、小さな失敗から経験させてげればいいじゃないですか。 それが成長でもあるのです。 失敗してもほめてあげれる器を、私たち大人がもてばいいのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.04 14:37:51
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